おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
私には変わった習性があって、ある情報を手にすると別の情報と組み合わせたくなります。
これは子どもの頃からの注意欠陥多動性障害(ADHD)のなれの果てで、1つのことに集中して記憶するだけでなく他のことと結び付けたくてたまらない個性ともいえます。
今朝、産経新聞オンライン(2023/4/12 20:14)で「日本人75万人減、過去最大 総人口は12年連続減」の見出しを目にしました。
本文は次のようです。
総務省が12日公表した昨年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1億2494万7000人で、前年より55万6000人減った。
マイナスは12年連続。
日本人は75万人減の1億2203万1000人となり、比較可能な昭和25年以降で最大の落ち込みだった。
総人口の年齢別は、働き手の中心となる15~64歳が29万6000人減の7420万8000人。
全体に占める割合は59・4%で、過去最低だった前年から横ばいだった。
私はすぐさま「日本人75万人減」に着目して、日本国内で75万人規模の県を探してみました。
すると、徳島県、高知県がそれぞれ70万人割れで近いことがわかりました。
ここで言えることは、昨年の1年間で徳島県、高知県規模の日本人の人口が減ったことになります。
次に注目したのは「働き手の中心となる15~64歳」の箇所でした。
そう言えば「15~64歳」についてはひきこもり状態の人が推計で146万人と内閣府が3月31日に公表していたはず。
沖縄県全体(143万人)の人口より多いことを4月2日のブログに書いていたのを自ら検索しました。
もう1つあります。
「7420万8000人。全体に占める割合は59・4%」の部分。
ひきこもり状態の146万人÷15~64歳の人口7420万8000人=2%
なんと、驚くべきことに15~64歳の人口のうち50人に一人がひきこもっていることになるのです。
いろいろ事情はあるでしょうが、この人達が労働市場に再参加すれば、日本の労働問題はたちまち解決できそう。
少子化の問題も深刻ですが、このところの施策も検討対象にしてもいいのかもしれません。
横道にそれたようですが、こうして1つの情報を他の情報と結ぶ付けて遊んでいると、いつまでも脳を働かせることができてとても楽しいものです。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー> 4月の花(13)