アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(1月9日)の11:00~13:00はヒューマン・ギルドで第182回アドラー心理学ゼミナールをハイブリッド式で開催していました。

タイトル:精神障害者の中にある共同体感覚:アドラーと出会って、過去から未来に繋がった勇気づけへの道
講師:川出勇さん(公認心理師、ELM勇気づけトレーナー)

会場では6人、オンラインで7名の参加の少人数でしたが、とても濃い内容を時間通りに伝えてくれた、見事なプレゼンスキルでした。

会場での、あるいはオンラインによる質疑応答にも明確に答えてくれました。



レコーディングもうまくいきましたので、アーカイブ動画の販売が可能になりました。
何とぞ info@hgld.co.jp にご予約ください。

私なりの収穫は次のような3点でした。

(1)福祉の視点から精神障害者就労支援がよく理解できたこと

(2)「メンバーの求める配慮の背景にはもしかして、ライフスタイルと私的論理(基本的な誤り)が存在している?」との仮説をもとにした探偵小説を読むような川出さんの理論の展開法

(3)共同体感覚にアプローチすることによって、その人の元々持ち合わせている建設的な部分にアプローチする川出さんの方法   等々

私もここ数年、福祉の現場にアドラー心理学を伝え続けていますが、川出勇さん という力強い仲間を確認できたことが大きな喜びでした。

◆次回の第183回アドラー心理学ゼミナールは2月23日(木・祝)に講師:川原礼子さん(株式会社シーストーリーズ 代表取締役)を講師に「アドラー心理学を学ぶ私が人との関わりに悩む若手へのメッセージを本にするまで」のタイトルで、書籍名『気づかいの壁 ー 「気がつくだけの人」を「気が利く人」に変える、たった1つの考え方』(ダイヤモンド社)の出版記念セミナーとして開催します。

※講師からの内容説明※は次のとおりです。

人材育成にたずさわって25年、若手から管理職にいたるまで多くの悩みに向き合ってきました。
そこでたどり着いたのは、日常の「気づかい」に悩みを軽減するヒントがあるということ。
「気づかい」をアドラーの「相互信頼・相互尊敬」に紐づけながらお伝えするとともに出版までの道のりもお話しします。

オンライン参加申し込み2月23日分 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1027
会場リアル参加申し込み2月23日分 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1028


2.午後の14:00~17:00はカウンセリング演習。

7人のメンバーであるクライアント役の「内容がまとまらない」と称するテーマについて3人の方(渡利典子さん松島健二さん黒羽信五さん)がカウンセラー役として担当しました(写真提供:栗山慶美さん)。

私は「自信がない」とおっしゃるクライアント役の方に対して「自信=自己信頼」だとコメントしました。

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