アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月4日)は、2018冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。

Nさんの早期回想の解釈演習以外は徹底的にカウンセリングの実習をしていました。

まずは、Iさんをクライアントとして、3人×3人がリレー・カウンセリング。

それぞれの話に聴き方のスタイルが反映されます。

終わってからは(1)自己フィードバック、(2)聴衆からのフィードバック、(3)クライアントからのフィードバック、(4)講師からのコメントがなされます。

ここでびっくりしたのは、(2)聴衆からのフィードバックの鋭さと深さでした。
再受講の方が3人交じっていたことにもよります。

最後は、私が25分ほどでデモンストレーションを行いました。


午後は、3人一組でカウンセリング演習。

アドラー派のカウンセリングは、ライフスタイルの分析を行いながら進めていきます。


皆さんをお返ししてからは、17:45からある中小企業の経営者のカウンセリングを行いました。


◆「早期回想」が学べるワークショップのご案内

日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会との共催で4月に2人の米国人アドラー心理学者をお招きして東京・福岡でワークショップを開催します。
講師は、アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)/マリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)で、東京は埴原 由美さん、福岡は渋田 陽子さんが通訳を担当してくださいます。

ワークショップの詳細は、以下のとおりです(時間はそれぞれ10:00~17:00)。

4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス 講義室2-1) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ 受講料:38,000円(税込み、テキスト付)
 
4月21日、22日(土日)福岡(リファレンス大博多貸会議室) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ 受講料:38,000円(税込み、テキスト付)
 
梶野 真さん(日本アドラー心理学協会代表理事)が講師との橋渡し役を担ってくださり、当日のファイシリテーターをお務めです。

なお、講師から届いている案内の文章は、次のとおりです。
 
このワークショップでは、アルフレッド・アドラーによる個人心理学の、現代における包括的な視点を紹介します。テーマとしては、ライフスタイル、劣等感と劣等コンプレックス、全体論、活動性の程度、メタファー(隠喩)、優越性の追及、ライフタスクなどです。ディスカッションやデモンストレーションを通して、様々なクライアントを治療する際のアプローチと戦略や、長く守られてきたアドラー心理学の治療的伝統に対する理解も深めることができます。また、困難な心理的障害を持つ広い範囲のクライアントに応用できる、効果的な治療的介入方法や技法についても洞察が得られることでしょう。
 
また、『記憶の夜明け』という新しいモデルやその他のアプローチを使って、早期回想を概念化し、解釈し、治療および日常の生活において早期回想を使用する練習も行います。早期回想のもつ意味を洞察することによって、クライアントと共感的・治療的関係をはぐくみ、クライアントを深いレベルで理解することができるようになるでしょう。厳選された演習や、大・小のグループに分かれたディスカッション、そして参加者の早期回想を調べる練習を通じて、「実際に」体験をしながら学びます。

<お目休めコーナー>3月の花(5)

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