シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

西河克巳監督「北国の旅情」(1967年、82分)

2024-05-12 21:11:05 | 日本・1960年~


御三家といわれた舟木一夫、西郷輝彦、橋幸夫のなかで、映画出演が一番多かったのが舟木です。

役どころはいつも「まじめないい人役」です。イメージをこわせられない存在でした。歌を2,3曲、必ずうたっています。

本作品の原作は石坂洋次郎による同名小説。倉本聰がふたりの脚本家のうちのひとり。

東京の学生が、想いをよせる同級生の婚約を知り、彼女の実家を訪れその真意を知ろうとする過程がテーマです。

北国の駅に降り立った上村英吉(舟木一夫)。クラスメイトの金井由子(十朱幸代)の家を訪れます。

大学は冬季休暇に入っていて、由子が帰省中に河原健二(山内賢)と婚約したという手紙を英吉にだしたのが切掛です。

英吉の出現で、折角の良縁がご破算になるのではないかと、金井家の家族は心配です。

健二の父、河原吉之助(東野英治郎)も英吉の出現に動揺。また由子の父、半造(江戸屋猫八)も由子に英吉との関係を問いただします。

由子は英吉に、健二が好きだから婚約したといいます(半分ウソ)。英吉はそれを聞いて、由子の幸せを願い、金井家を後にします。英吉は由子を東京での生活で恋心を感じ、彼女も彼に愛を感じていたのですが・・・。

河原家で婚約披露宴が開かれます。しかし、由子の妹妙子(小橋玲子)は、姉が本当は英吉を愛していることを知っていて、その不誠実を憎み、姿を見せません。
この顛末は・・・。
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