シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

柳瀬観監督「北国の街」(日活、1965年、92分)

2024-05-13 21:08:24 | 日本・1960年~


いわゆる「青春もの」。わたしはこのような青春(恋愛 [笑] )はしていませんでした。(>o<)

原作は富島健夫による「雪の記億」です。

舞台は長野県北東部に位置する飯山。

この街に住む小島海彦(舟木一夫)。伝統芸術を継ぐ手織職人である父親の公平(信欣三)と二人暮らしです。高校に汽車で通学の日々。成績がよく、ゆくゆくは東京の大学に進学するつもりです。新聞配達をしてコツコツお金を貯めています。

通学のおり、汽車の中で毎日みかける可憐な女学生、雪子(松原智恵子)。雪子はこの町の医者・志野の娘で女子高校に通っていました。彼女も東京の女子大に入るのが夢です。

そんな雪子に目をつけている男の生徒は多く、海彦の同級生で札つきの藤田(山内賢)や、その兄貴分である和田(根岸一正)も例外ではありません。

しかし藤田はなぜか海彦と気が合い、今は海彦と雪子の仲を温い眼で見守るようになっていました。

ちょうどそのころ雪子に横恋慕する和田は自分を裏切った藤田に決闘を申しこんできます。当日そんなこととは知らず海彦は雪子に呼ばれていった彼女の家で過ごしていました。

神社の境内での決闘では新聞に報道され、海彦も取調べを受けます。

そのさなか、海彦の父が倒れます。病院での療養生活が長くなることがわかり、彼は進学を諦めます。

一方、雪子は白血病を患っていて、長く生きられないとの予感をもっていましたが、海彦にそのことを伝えられず・・・。
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