井内利彰

競馬に携わってます

今日は2歳情報不足なので

2009-01-15 | Weblog
今週の橋口厩舎のジャッジをしておきたいと思います。

まずはダートに転戦して好走確率20%のクリノビャクダン。
ちなみに「ダートを使った時の行きっぷりが良かったから」がダートを使う理由です。

「前走は見どころ十分だったし叩いて」のコアレスリーヴァは50%。
「時計は遅いけど内容が良かった」ワールドワイドはドクターラオウの存在を認めつつの50%。

そして最大の狙い馬はブリンカー着用のカノヤトップレディ。
「ゲートさえしっかり出てくれれば、末脚はしっかりした馬。差し切れると思う」
ということで今の中京の馬場もこの馬向き。好走確率は60%です。

参りました

2009-01-14 | Weblog
わざわざ日曜ブログの更新までしてジェルミナルの危険性を書きましたが、結果的には快勝のレースぶり。
当日の馬体重は減っていましたし、やっぱりダメなのではと思ったのも杞憂に終わったということです。

すいませんでした。
しかし、これだけゆるい調教しかこなしていないジェルミナルが勝ったわけですから、このレースのレベル自体は決して高くないと思います。
決して負け惜しみではなく。

さて先週の反省はこのくらいにして今朝の調教。
トレセンの温度計は-1℃でしたが、間違いなくそれ以上に寒い朝。
水たまりには氷が張り、土はカチカチに凍っていました。

そんな影響もあってか、調教馬場各所では時計が掛かり気味。
坂路はいつものごとくですが、CWおよびDWあたりも6F換算で1秒くらいは遅い馬場だと言えます。

そんな馬場でも動きが目立ったところを挙げると、
・ファイナルコート(天白川特別)
・タガノエルシコ(日経新春杯)
・ダンツホウテイ(花見小路)
あたりでしょうか。

特にタガノエルシコは3秒は先行しているインディゴラヴに楽々追いつくと直線では余力十分の走り。
52キロの軽ハンデを考えれば、勝っても不思議ないような気がします。

ジェルミナル

2009-01-11 | Weblog
これまでの実績を考えれば、パールシャドウよりも全然評価できるジェルミナル。
このメンバー構成なら単勝2倍台の人気を背負って不思議ない馬です。

それが朝の時点では4倍台の2番人気。
きっと専門紙等々の印も偏っていないということでしょう。

それもそのはず、今回は調教内容があまりにも軽すぎます。
坂路追いということに関しては京都で連勝した時と同じなので、むしろ歓迎すべき材料ですが、チャートはその2走と比較しても小さくなっています。

前走で減った体重を戻すために今回のような内容になったと思いますが、馬体は金曜に見た時点ではふっくらとまでは見えませんでした。

そりゃないで

2009-01-10 | Weblog
シンザン記念の乗り替わり。

安藤勝己騎手の京都芝1600mでの標準多め坂路の好成績もあってスズカワグナーに重い印を打ったのに、よりによって長谷川騎手へ乗り替わりなんて。
まだ馬券を購入しているわけではないので、金銭的に問題があるわけではありませんが、う~んこれなら対抗をぐいっと上げてくるしかないかな。

あしたの単勝
中京9◎ヒカリベルサイユ
休養明けを叩いてスパルタ坂路。
末脚が切れそうです。

ふぅ~

2009-01-09 | Weblog
一週間が火曜日から始まるほど忙しいことはありません。
今日も息つく間もなく、こんな時間を迎えてしまいました。

ただ午前中の取材から午後のデータ、予想。
苦しいことという認識がなく、楽しく時間が過ぎていることは感謝です。

今日は金曜なので調教師取材がメインですが、白井調教師はオーストラリアへ出張中だったので、佐々木&西園師の雑談と池江郎師の話が主力に。

そこで西園調教師とエイシンタイガーの堅実な走りぶりについて話題になりました。
「夏から使いっぱなしやろ。そろそろ休ませんとG1の頃に故障しても困るからなあ。あとはビートロンが帰ってきてくれれば」

ビートロンはなんといっても期待していた厩舎の四番打者。

「今月下旬に帰厩して2/22の芝2000mあたりで復帰かな。小倉でもいいし。クラシックに使いたいからこの辺の距離やね」
とおおまかなプランを教えてもらいました。

復帰プランといえば池江郎厩舎のゴッドフェニックス。

「ダノンファントムと一緒に今月下旬には帰厩できると思う。1200じゃ短いし1800じゃ長いと思うから2/22の1600になるかなあ。桜花賞トライアルを使うならこのあたりに使わないとあかんもんな」

あくまで桜花賞は意識にあります。
疲れもとれたとのことですから、あとは復帰してからの動きに期待しましょう。

あしたの単勝
中京1◎キタサンハナミチ
朝早くてごめんなさい。
前走は内枠が災いして追っても伸びず。
この枠でスムーズに追走できれば美浦坂路で見せているスピードを活かせそう。

追い切りが集中

2009-01-08 | Weblog
先週、リーチザクラウンについて「書けない」と書いていたことは次走ローテーションについてでした。
大したことではないと思われるかも知れないんですが、先週の時点できさらぎ賞を使うのは調教師だけが考えていたことで、オーナーには報告していませんでした。

よって「ここだけの話にしといて」となったわけです。

春ローテは「きさらぎ」「皐月」「ダービー」で明言。
「3月になれば弥生賞やスプリングSを勝った馬がもてはやされるはず。忘れられてる存在になってるくらいがちょうどいい」

この言葉からも注目を浴びて敗れたラジオNIKKEIが相当悔しかったことを察していただけると思います。
とにかく次走ですね。楽しみに待っておきましょう。

さて今朝の調教ですが、坂路はやたらと時計が掛かっています。
今週の月火に馬場を入れ替えたそうですが、新しいチップの影響で時計が掛かったのではないかと思います。
来週あたりは平均的な時計が出る馬場になるでしょう。

ちなみに今週の栗東坂路は4F換算で+1.5秒にしました。
CW、DWは全体の集計が済んでいませんが、前者は平均的、後者は少し掛かっているという感じでしょう。

動きが抜群だったのはBコースのアドマイヤプルート。
浜中が騎乗予定だったものの、先週の停止処分で津村に。
金杯ジョッキーだけに怪我の功名となりませんか。

CWでは手応え抜群だったのがウォーターセレネ。
今回は2000mへの距離短縮。勝った時の酒井学への乗り替わりもプラスでしょう。

あしたの単勝

2009-01-04 | Weblog
アグネスカルミア、まさかの差し切られで撃沈。
複勝にしとけば300円~、なんだか馬券に縁がなさそうな2009年スタートでした。

あしたの単勝
京都7◎メイショウシオギリ
距離短縮でスパルタ併用

もう競馬

2009-01-03 | Weblog
それにしても、もう競馬。早いですよね。
一般の方は休日ということで曜日の感覚がマヒしているかも知れませんが、僕は今日が金曜に思えてなりません。

さて今朝は池江郎先生。

ラジオを使ったロードロックスターについて、
「キャリア不足でレースに対応できなかったね。まだまだ磨きが足りなかったわ。だけど悲観することはないし、次を確実に」
ということで中京のビオラ賞を予定。

ここにはひょっとしたらキングストリートも出てくるかも知れませんが、
「連闘の後やし、ちょっとゆっくりするかも」
だそうです。

ゴッドフェニックス、ダノンファントムがまだ帰厩していないようなので、そのあたりについて聞いてみると、

「検疫がとれれば、ファントムは1月中旬に、ゴッドは1月下旬に入厩させる予定。ファントムは500万から、ゴッドは2月にはデビューさせないと桜花賞に間に合わんからな」

ということで検疫の都合次第で入厩してくることになりそうです。

続いて2009年最初のあしたの単勝

中山8◎アグネスカルミア
中山ダート1200mは森厩舎。
前走標準少めでも3着ですから、一杯平均なら単。

あけましておめでとうございます。

2009-01-02 | Weblog
今朝が2009年栗東トレセンのスタート。
いつものように守衛で入門証を書こうとしたら、おいちゃんが、
「正月から働きまんなあ、今日取材申請しているの井内さんだけですわ」
とのこと。

新聞記者の方々は年間通行章をお持ちなので、このケースから除外ですが、それ以外で取材にくる方は取材申請しないといけないので、僕しかいかなったということです。

まあ、全休明けですから今日は追い切りを見たというよりも皆様への新年の挨拶。

白井調教師に「どうやった?去年の収支は?」
と聞かれて言い訳なしに「負けてしまいました」とひとこと。
来年の今頃は先生に胸張れる成績を残しておきます。

そして橋口調教師とはリーチザクラウンの話。
現時点では書けないこともあるんですが、ひとまずは厩舎で調整。
ちなみに誤解されないように書いておきますが、書けないといっても体調が悪かったりといったネガティブなことではありません。

強い勝ち方をしたワールドワイドは中京のはこべら賞。
馬券になりそうなのは「パワータイプでボーイの仔はダートで勝ち上がっている」というツルマルミライ。