神秘的な音を奏でる水琴窟

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キーワードは「癒し」、ですね。(水琴窟)

【新聞記事を見て】平成17年6月9日日経産業新聞「水琴窟 室内で楽しむ」
水琴窟の設計施工を手がけるティーズ・コーポレーション(京都市)は室内に置ける小型の水琴窟を開発した。水琴窟はかめを逆さにして地中に埋め、底に開いた穴から落とした水滴がかめの中にたまった水に落ち、音を共鳴させる。江戸時代の庭師が造ったと言われ、庭園のつくばいなどに設けられた。直径、高さが各60cmのかめを協力工場で、良い音が響くように焼く温度や厚みを調整し、特殊な管を取り付け、通常の水琴窟より大きい90デシベルの音が出せる。木箱に収め、机の下に置くことができる。年間100個程度を生産し、建築業や造園業などを販売代理店として募集し、水琴窟の音を楽しむ顧客向けに販売する。

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「水琴窟」は、約400年前、茶人であり、作庭家でもある、小堀遠州が考案したつくばい周りの排水装置「洞水門」が起源と言われており、その後、江戸後期には、音を楽しむようにと、庭師が、秘伝として「水琴窟」を各地に作ったそうです。メンテナンスされなくなると詰ったりして、時代と共に自然と消え去りました。しかし、最近、水琴窟の音が見直され、再び蘇り始めています。遊び心でつくられたようなんですが、いろいろな形態があるようです。昭和58年の朝日新聞天声人語で紹介されたことがきっかけとなり、今日の水琴窟の復活があるようで、各地で水琴窟の調査・研究が行なわれています。

京都市のティーズ・コーポレーションは、ここ

水琴窟を造園できる関東の造園業は、ここ(広告出稿企業)

【他にも面白い事が・・・】

水琴窟の音を聞きたくて、大学生の時、奈良県の当麻寺西南院に行ったことがあります。池泉回遊式の庭園になっており、江戸初期に作られたものといわれています。西南院の中に遊歩道があって、高台へ登れる場所があり、そこから見える東塔、西塔は荘厳な雰囲気があり、結構な眺めであります。水琴窟は遊歩道に半ばにあり、耳を済ませてよく聞くと、カランカランと澄んだ音が聞こえてきました。2月頃に行ったので、癒しという雰囲気ではありませんでしたが、夏に行けば、違った雰囲気を楽しむことができたと思います。

【後記】
家で水琴窟の音を楽しみたいと思っても、団地では当然、無理です。
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