フォニックスにもいろいろありますよね。
日本ではこれからもっとフォニックスが入ってくると思いますが、
フォニックス指導の目的は、
デコーディング(文字と音の対応習得)であることを忘れてはいけません。
デコーディングスキルの獲得が、その後の読みと書きの基礎となります。
whole languageは、80年代に一時流行した読み指導方法ですが、
今ではこれだけで指導しているところはないと思われます。
その理由はここにもあるように、whole languageのアプローチでは、デコーディングを習得できないため、
この指導で子どもたちが読みスキルを獲得できるようにはならなかったからですが、
これについてはさまざまな実証的検証がなされていますので
興味のある方は、decoding、whole language, synthetic phonicsなどの
キーワードでぜひ検索してみて下さい。
ちなみにリンク先は、ディスレクシア児にはwhole languageじゃだめ、という内容ですが、
日本の子どもは、英語の単語の読み方に関して、
こういう学び方以外教えてもらっていないので
学び方の選択肢を増やすためにも、
より効果的だと言われている読み指導方法はぜひ広がって欲しいです。
![](https://fbexternal-a.akamaihd.net/safe_image.php?d=AQB6HHrB4gxHmFtI&w=158&h=237&url=http%3A%2F%2Fwww.dyslexiatraininginstitute.org%2Fblog%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F02%2FGood-Readers-Poster.png&cfs=1&upscale=1)
by Dr. Kelli Sandman-Hurley. Good readers and whole language. For those with dyslexia, whole language is a coping mechanism - not a strategy.
DYSLEXIATRAININGINSTITUTE.ORG
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