学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

落語てぃっくな英検指導って?

2011年12月29日 | 講演会・勉強会
こども英語落語協会という、こんな協会があります。

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昨日は、学園の中学、高校の英語の先生をお誘いして

協会主催者の池亀先生こと「がめら先生」の

“らくごてぃっく”な英検指導、というセミナーを見学させて頂きました。



来年からの、発達障害、LD向けの子供たちへの

指導に生かせないかなあ?

ヒントにならないかな?

という目的での参加です。




以前、池亀先生に「子ども英語落語講座」を生涯学習講座として

開講していただいたときに、

それまで英語の経験がほとんどない子供たちが

みるみるうちに、楽しく、自信を持って

英語で落語を発表している姿を見ることができました。



今度はそれを、英検指導に生かすというのですから。






10時から、5時までのセミナー、

英語教育に関する熱いトークもあり、よかったです。



あまりにもポイントが多いので、

人によって感想や得た物は違うでしょうが、

わたしは、

「反復練習は、こうすれば面白くなる。」

ということを、学びました。



それも、何のためにやってるのか、

を指導側が意識しながら、

子どもがしっかり本当に身につけるまで

しっかり「この子の身についた」と教師が確認するまで

腰をすえて練習させるのって、

なかなか大変なこと。


普通は、

「はい、これは○○ですよ。
 
 このように○○すれば、こうなります。

 じゃ、やってみて。」

のように説明して、

答え合わせしませんか。


「ここは、○○だから、答えは▼△です。」

っていう風に。




これは、そんなんじゃなくて、

絶対に、間違えるなんてことがないくらいに練習します。



それもタダのドリルじゃありません。


置き換え練習も、先生が指示するのではなく、

子どもから引き出していきます。


創造力を使って、

これでもかーというくらい、繰り返します。



子どもは、「え?僕の思ったこと言っていいのん?」

とばかりに、

面白いフレーズを考え出す。


ほんで、周りも「あの子なにいうんやろ?」とわくわくしながら

聞くでしょうね。




そして、「文法九九」なるものの、さわりもありました。


文法を、これまた面白い反復で唱えているウチに

知らない間に、なんか感覚として身についてくる・・

というのが狙いだったと思います。



ここまで、「音」「意味」「動作」など

いろいろな刺激を使っています。



今回はみれませんでしたが、

おそらく次回のセミナーでは、

文字指導になるのかなー。







いろいろ、わたしも勉強会に参加しながら、

アイデアを集めています。


世の中には、本当に素晴らしい先生たちがたくさんいらっしゃいますね。


がめら先生、ありがとうございました。


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