研究室のロッカーをホワイトボードに見立てて
日曜日の中部地区英語教育学会の発表デモンストレーション練習中・・・
柏木先生率いる『言語習得からみる小中連携の英語指導―文の仕組みへの気づき・音声から文字へ・CLIL― 』で一緒にさせていただいています。
「プロジェクトの目的は, 第二言語習得理論,
およびヨーロッパやアジアの英語教育の取組から,
EFL における日本の小中学校で可能な小中連携の 英語指導について
研究・実践を行うことである。
具体的には, 3 本の柱として,
1)文構造への気づき,
2)音声から文字への段階的指導,
3)CLIL,
について国内外の研究を踏まえて実践例を提案する。
本プロジェクトは,
クラスルームでの実践授業をとおした教材開発や研究を主とする。」
(資料:http://www.celes.info/…/wp-con…/uploads/2017/06/projects.pdf)
と書いておられるように、
文法やCLIL、そして音から文字への発達を
それぞれ個別に深めつつも、
関連性しながら小学校から中学校へと発展させていきます。
個別にやってもかなり深い内容で、
バラバラとなりそうなところ、
「えいやっ!」と1つにまとめて提案できるのは柏木先生の構想あってこそ。
ミーティングはいつも未来が明るく感じられる貴重な時間です。
当日は、上テーマのチームで合計5つの発表をしますが、そのうち1つで「全部1連の流れで見せましょう」ということになり、
わたしは山野先生、柏木先生と一緒に以下のプレゼンに混ぜてもらっています。
①「文の仕組みへの気づき・音声から文字への指導を取り入れた CLIL ワークショップ(35 分)
「昆虫の住むところ- CLIL・音と文字指導の統合-」対象:小学校5・6年生
場面1 三つの風景(Landscape) 絵本の読み聞かせ(Content)
場面2 グループで思考する活動 ギャラリートーク(Communication/Cognition)
場面3 『ファーブル昆虫記』の再話と音声ディクトグロスの活動(Focus on Form/Community)
場面4 帰納法的な順で, 慣れ親しんだ単語での音韻認識指導(モジュール活動として)
山野先生や柏木先生の指導デモンストレーションを直接拝見できるのが今から楽しみです!
CLILはまだなじみのない方が多いと思いますが、特別支援の先生方はお得意じゃないかな、と思って見ています。子どもたちの受信・発信では、いろんな選択肢から選ばせてくれ、いろんな可能性のドアを叩いてくれるようなイメージがします。
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