2015年12月7日 JES大阪支部＆英語UD研究会共催
『英語のつまずきの早期発見と対策セミナー：英語の読み書きのつまずきと「見る力」「聞く力」』が終わりました。
すぐに報告を書くつもりが、あれこれに忙殺されており、
要領が悪いので遅くなりました。
セミナー後の感想からは次のようなコメントを頂いています。
村上「英語の読み書きに必要な”音”って？ー音韻意識を育てる」（抜粋）
- 「あーだから、中学校英語でつまずいていたのか」と、とてもよくわかりました。フォニックスをしてみた（かじった）程度では、文字とは結びついていなかったんですね！！村上先生のお話を全小中学校の先生が知っておかないと、英語嫌いは増えていく一方だと思いました
- 英語圏はディズレクシアの人が多い理由がよくわかり、それに伴い、アメリカやイギリスの学校ではデコーディングの学習をしっかりと行っているということがよくわかりました。フォニックスの前にしっかり教えることの大変さがわかっりました。
- 具体的なやり方が映像で見れたのがわかりやすくてよかったです。フォニックスについて全く知識がないので、言葉（オンセットライムやデコーディング）が何を指しているのかついていくのに必死で、勉強をしないといけないことがたくさんあると痛感しました。
- 「フォニックス」が有効だということは聞いていたのですが、具体的にどうのような指導をするのかがよくわからずにいました。今回の具体的なお話や動画はとても分かりやすく勉強になりました。
- 新しいことが多く、楽しかったです。素人には少し用語が難しかったです。理にかなった、すばらしい手法だと思いました。英会話スクール等なら導入もできるかもしれませんが、公立の学校では難しいのかなと思いました
- 学校では単語をとにかく覚えることから始まっているのが現状で、フォニックスを重視した学習を取り入れていないので、そこから変えていかないといけないが、難しいですね。
- 小学校の間にできるだけ音素の感覚を身につけて、中学校の英語に送り出してやりたいと痛切に感じました。ただでさえ遅いスタートなので、5.6年の理解力を最大限に利用して、今日教えていただいた指導法等（鳥の絵の分解等）を使いたいと思います。
伊藤先生とチェン先生の発表が、同じ音韻意識に関する内容でした。
小学校や英語教室での実践についてですが、音節とライムの指導をした事前事後テストの報告です。
最後に指導法の具体的な紹介もありましたので、
「楽しそう！」「やれそう」という感想を多く頂いています。
これも一部ご紹介しますのでぜひご覧下さい。
伊藤みゆき・チェン敦子「小学校での音韻意識を育てる試み」（抜粋）
- 音節ゲームは非常に興味深かったです。子どもたちが楽しく取り組んでいるのがよくわかりました。
- うちの教室でもできそう！と思いました。いろいろなアイデアをシェアしてくださってありがとうございました。
- 音節に合わせて動きをつける方法、低・中学年ですぐにでも取り入れたいです、楽しそうです！
- 第1部の先生の実施例がわかってよかったです。思った以上に限られた時間で効果が出ることにおどろきました。学力とかではなく、意識によって位結果が変わることが興味深いと思いました。
- 村上先生のお話で理解しにくかったことのフォローにもなりました。このような指導のできる先生のいるところはまだまだ少ないですし、格差が大きくなるだろうと思わずにいられません。
- 体を使って音節を意識させるのがおもしろかったです。
また、良いコメントばかりではなく、村上、伊藤・チェン先生ともに、
「難しそう」「自分にできるか不安」「公立学校でできるのか」といった意見も頂いています。
そこはまさに、これからの課題ですね・・・
文科省がこうした情報をどう受け止め、
これからの教育に反映させていくかというところかと思います。
研究としては、
「本当にこうした指導やアプローチは効果的なのか」、ということを
調査し、検証していくことを中心としていきたいと思っています。
以下に、資料へのリンクと、セミナー動画を紹介していますので、
ご興味のある方はご覧下さい。
特に、私の部分は理論が中心であまり面白くないと思いますが、
チェン先生、伊藤先生の部分は、どのように音節を楽しく指導しているか、
実際に体験している様子もあって、見て頂けたらイメージできるかと思います！
ちなみに、動画でのわたしは「非常に早口」で (>_<)、
「途中でテンパって予定外のことを口走り」(>_思い切り、とちっていますので恥ずかしい。
これも今後改善していきます・・・・反省多し。
村上セミナー動画（下）（約６０分）
当日配付資料 ＊リンク
伊藤先生・チェン先生セミナー動画（下）（約２０分）
当日配付資料 ＊リンク
じっくり拝見して、参考にさせて頂きます。
リクエストがあったからこそ、動画のアップまで踏み切ることもできました。
これでも不十分なところが多いかと思いますが・・・
また今後とも役立つ情報などあればぜひ私にもシェアお願いしますね！