いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

同じ「戦争の惨禍を繰り返さない」でも、全然違わないか?

2016-08-15 22:24:53 | Weblog

 戦後71回目の「8月15日」です。今日は夕方から、道南地区平和運動フォーラム主催の「戦争法廃止!8.15不戦の日」街頭行動が函館駅前で行われ、民進党函館支部と各級議員が参加し、車上から市民や観光客の皆様に訴えかけました。
 私は、今日の全国戦没者追悼式での安倍首相の式辞の概要を伝え、「平和」を言っているが、言葉のまやかしに騙されてはいけないと強調しました。
 安倍首相は式辞で、「…皆様の尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄がある…わが国は、戦後一貫して戦争を憎み、平和を重んじる国として、孜々(しし)として歩んでまいりました。…戦争の惨禍を決して繰り返さない…」と述べました。
 それに対し、その後述べられた天皇陛下のおことばでは「…深い悲しみを新たにいたします。…ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い…」でした。
 安倍首相の、思いのない通り一遍の言葉が際立ちます。もちろん、昨年、戦争法と呼ばれる安全保障法制を国民の反対を押し切って成立させ、世界の戦地に自衛隊を送ることから始め、軍事力を背景に、戦争する国を見せることが平和をつくる唯一の方法だと考えている安倍さんは、もちろん反省も陳謝もする気がなく、できうれば早く戦争法を発動したいと考えているのではないでしょうか。
 でも、悲しむのは、私たちでありあなたなのです。そして私たち、あなたたちの子や孫や家族なのです。私はそんな思いをさせるような法律を函館市民に適用させたくないのです。だから反対の声を上げ続けているのです。 

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