いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

組織の価値観にもの申す。そして、友人のおおらかな母に感謝。

2017-01-16 23:36:28 | Weblog

 今日は、総務常任委員会委員協議会が開催されて、亀田地区の亀田福祉センターや亀田公民館、美原老人福祉センターなどの5施設を統合して建設する、いわゆる「亀田地区統合施設」の基本設計案についての質疑が行われました。
 私は主に、駐車場問題と隣接する亀田支所敷地内に整備する予定のバスターミナルの関連性や整合性について、現在、亀田福祉センター内に開設されている地区図書室の問題について考えを質しました。
 現在、亀田支所前にある駐車場は、バスターミナルの設置により廃止となり、亀田支所の来庁者はこの統合施設の駐車場に駐車することになります。駐車台数が不足しているとの指摘に対して、市教委は何の具体的対策も示さず「公共交通機関を利用してもらう」と答えるばかりです。
 私は、函館アリーナの建設計画の時、駐車場の不足を指摘しながらも市教委に押し切られ、改善できなかった反省がありますから、しつこいのかもしれませんが、例えば、近くにある統合される施設の美原老人福祉センター用地など、統合施設の建設用地内に拘らずに駐車場を確保すべきだと主張しましたし、他の議員も同様の考えを示しましたが、現時点では進展はありません。
 図書室の問題については、昨年12月の定例会でも一般質問しましたが、廃止しなければならない理由を、中央図書館に近いとか、人の配置が必要だとか、経費が掛かるとか答えていましたが、現在稼働中の図書室なのですから、新たな経費は全くありません。
 私は、特に、教育、生涯学習、文化の向上に誰よりも熱心であるべきはずの市教委が、まるでコスト至上主義で、教育に金を掛けませんと言わんばかりの答弁を繰り返していることに我慢がなりません。だから、函館の子どもたちの学力が低下していくのですよ。
 穏やかな気持ちでいなければならないのでしょうが、今日の前半はそうもなりませんでした。今夜、わが家の菩提寺でもあり、住職が同級生の友人のお母さんが亡くなりお通夜でした。現住職のお母さん、先代住職の坊守の寺葬ということで、多くの方々のお参りをいただいておりましたが、私にとっても思い出深いお母さんでした。
 高校生の頃、夜遅くなってから友人たちとお寺に行き、そのまま泊まり込んで、翌朝そのまま何人かで起き出していくと、お母さんは「おやおや、わが家にはこんなに子どもがいたかな?」と言いながら、「早くご飯を食べて学校に行きなさい」と送り出してくれました。
 私が議員になってからも、時々訪れるとかならず「元気かい?」と声を掛けてくれました。お通夜に参列して、心からのご冥福をお祈りいたしました。ありがとうございました。合掌。
 

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