一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2107  虹二重即位の礼を祝いけり   歩智

2019年11月01日 | 

 二重虹(ふたえにじ)は、色が濃い主虹と、色が薄い副虹で構成される。色は主虹の外側から波長の長い順に「赤、オレンジ、黄、緑、水色、青、紫」であるが、副虹の順は、鏡の反転と同様その逆である。

 二重虹は、ダブルレインボーとも言われ、めったに見られないので、世界中で超幸運の象徴とされている。今まで頑張ってきたことが報われて、次のステップに進むことができるというサインであり、勇気を持ってチャレンジすることを伝えてくれる、という。

 二重虹の持つ「祝福」の意味は、これからあなたに訪れる幸せを、天がお祝いしてくれているということであり、願望の実現、人生の好転、幸せの予兆、調和の象徴だという。

又、七色の虹を七福神になぞらえて「長寿・人望・清廉・商売繁盛・威光・財富・愛敬」を表すともされている。

この句は、令和天皇の即位の礼を、二重虹が現れて祝ったのである。

虹は夏の季語であるが、令和の即位の礼は秋であるから、季語は秋にしておく。

キチジョウソウ(吉祥草)

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