一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

825  担がれて蛇綱全長冴ゆるなり  淑子

2013年01月18日 | 

(かつがれて じゃづなぜんちょう さゆるなり)

 蛇綱とは、毎年1月19日に、京都府宮津市今福の村落で行われるお祭り。今年は、蛇年でもあるだけに、賑わうのではないだろうか。

 藁で作った蛇綱を担いで、各戸を回る。江戸時代に始まったようだが、秋田のナマハゲに似て、娯楽性のある楽しい行事である。

 「冴ゆ」は、「冷え切る」「澄む」「あざやか」などの意味があるが、季語としての「冴ゆ」は、寒さが極まった感じをいう。

雪の初化粧

 

 

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