筍の皮むき －磯子ヴィレッジ－

　タケノコのシーズンもそろろろ終わりです。
タケノコの皮むきをどうされていますか？

　１枚１枚と順番に剥いていますか？
１枚ごとに剥いていると大変な労力が必要です。
そこで、簡単な方法をご紹介しましょう。

このタケノコの皮をむいてみましょう。

皮を剥くと言うよりは、タケノコの解体という感じです。
タケノコの姿のままの形で使いたいという場合には不向きです。

根の部分を落とします。

これは、皮むきに特に必要な作業ではありませんが、使わないので切り落とします。
次に、タケノコの元から縦に包丁を入れて切ります。

ここがポイントなのです。
タケノコは、身も皮も繊維が縦に通っているので、皮を横に切るのは大変ですが、縦方向であれば、包丁を割と楽に入れることが出来ます。
包丁を入れて、縦に切れ目を入れた状態です。

次に、切れ目に手（指）を入れて両側に広げます。

開いた切れ口から、手を入れて、身を皮からえぐり取るようにして取り出します。

同様に反対側の半身もえぐり出します。
これで、皮と身が完全に分けられます。
身を取り出した皮はばらばらにならずに元の形のままです。
皮の処分が楽です。

身は、半身ごとになってしまいますが、大変簡単にタケノコの皮を剥がすことが出来ます。

　ところで、すぐにタケノコの切り口にどこからともなくハエが集まってきます。
昔は、このようなことはなかったように思うのですが。

≪タケノコに集まったハエ≫
何故、このようにハエが集まって来るのか分かりません。
全て、同一のハエのようです。
口をタケノコに押し付けているので、タケノコの何らかの成分を吸い取っているようです。
すぐに、沢山のハエが集まってくるところからして、ハエのかなりお気に入りの成分なのでしょう。
この成分を逆に利用すれば、ハエの駆除に役立つのではないかと思いますが、どうでしょう。
もっとも、全てのハエに効くものではないでょうが。