磯子ヴィレッジ「やっと、完了」

　日中は、まだ気温が高いですが、それでも一時の暑さに比べれば涼しくなりました。

　昨年９月に、古いガラス戸を利用した箱をつくりました。
この中に何を入れるかは、お話していませんでした。
やっと、入れて固定しました。


何に見えますか？
土の塊のように見えます。

正解は、キスズメバチの巣です。


横幅約４０ｃｍ、高さ約５０ｃｍほどの非常に大きな巣です。
下の白い物は、参考に置いた軍手です。

平成１８年にテラスハウス建設に先立って道路の拡幅を行ったとき、宅地の敷地にあるツバキの木に作られていました。見つけた当時、既に作られてから２年ほど経っていたと思われます。
蜂は居らず、空でした。

あまりの大きさに置き場所に困り、置ける場所を見つけては移動しました。
移動の度に、ぶつけたり、倒したりで穴が大分空いて痛んでしまいました。しかし、原型は留めています。
空いた穴から、巣の中をのぞくと、何段にもなって皿を逆さにしたような内側の巣が見えます。
これ以上、壊れないようにと、表面にニスを吹き付けました。
色は、黒ずんでしまいました。

ツバキの木を箱に収まるように切って、ビスで根元を固定し、上の方を電線を押さえるバンドを使い、箱に２ヶ所で固定しました。

家の魔除けとして、玄関に置きました。
４年かかって、やっと完了です。