営団地下鉄 中野駅発行JR地紋西武線連絡乗車券

平成13年8月に中野駅で発行された、帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現・東京メトロ)東西線から高田馬場接続の西武新宿線130円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRE地紋の券売機券で、「口東」の符号が記載されています。


営団地下鉄中野駅は東西線の起点駅ですが、JR中央本線の中野駅の構内にあり、出改札業務はJR東日本に委託されています。現在は東京メトロの券売機に代替され、券紙も東京メトロのものになってしまっていますが、当時はJRの券売機が使用され、券紙もJRのものが使用されていました。

発駅表示には地下鉄を示す「〇地」の符号が付けられており、営団の中野駅発の乗車券であることがわかります。


高田馬場から西武線130円区間(当時)は西武新宿~新井薬師前間となります。中野駅からJR1本で新宿まで行って少々歩けば到達できる西武新宿まで倍の運賃と時間をかけて行く需要は殆どなく、また、もう一方の新井薬師駅は路線バスで5~6分で行けるところであり、強いて言えば中井駅と下落合駅が一番需要の多いところなのではないかと思われますが、それほどの需要がある口座ではなさそうです。

しかし、中野~高田馬場間および高田馬場~西武新宿・新井薬師前間は乗継割引が適用されているため、ICカードを利用しない旅客は事前に乗車券を購入するする必要があるためだからでしょうか、敢えて口座が設定されているみたいです。

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