JR東海 市川本町駅発行 甲府から新宿まで 自由席特急券

昭和63年1月にJR東海身延線市川本町駅で発行された、甲府から新宿までの自由席特急券です。


   


桃色こくてつ過渡期暫定地紋のA型大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
有効区間は全区間がJR東日本の区間である他社完結の券で、同駅で東京山手線内ゆきの乗車券と共に同時発売されたものです。

同区間の自由席特急券は東京印刷場で調製されたものを良く見かけますが、甲府駅から接続している身延線は1駅目の金手駅からJR東海の区間となりますため、このような券が存在したことになります。

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鹿児島交通 加世田から西鹿児島ゆき 片道連絡乗車券

昭和52年10月に鹿児島交通加世田駅で発行された、西鹿児島駅ゆき片道連絡乗車券です。


   


桃色しようけんTICKET地紋のA型一般式大人・小児用券です。

前回エントリーで鹿児島交通枕崎線と国鉄鹿児島本線が伊集院駅で接続すると申し上げましたが、1日2往復程度、鹿児島交通の列車が国鉄鹿児島本線に乗り入れていた時代がありました。同社では、国鉄乗入れ用としてキハ16形気動車を両運化したようなキハ300型という専用車両を設備したうえで社線からの片乗入れを実施しており、当然ながら、同区間用としての常備の連絡乗車券が設備され、その需要の高さが窺われます。


   


鹿児島本線を走行する、鹿児島交通キハ300型303号の写真です。
見た目は国鉄キハ10形に似ておりますが、この車両が落成した時には国鉄では片運転台のキハ16形しかなく、両運転台のキハ10形より若干早く誕生したようです。

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鹿児島交通 伊集院から薩摩湖ゆき 片道乗車券

昭和54年2月に鹿児島交通枕崎線(廃止線)伊集院駅で発行された、薩摩湖ゆきの片道乗車券です。


   


桃色しようけんTICKET地紋のB型一般式大人・小児用券です。印刷場は不明ですが、九州地方で良く見られるように感じます。ただし、マークは同じですが地紋文字が「てつだう」となっているものも存在しているようです。


   


地紋部分を拡大してみました。


発駅である伊集院駅は国鉄鹿児島本線の伊集院駅で、鹿児島交通は国鉄に駅業務を委託しておりましたので、この券は国鉄の出札窓口で発売されています。そのため、発駅の左側に、鹿児島鉄道管理局を示す「〇鹿」の符号があります。


鹿児島交通枕崎線は、昭和58年の豪雨による施設被害によって全線(のちに日置駅~加世田駅間が運転再開)が休止状態になり、昭和59年3月に廃止されてしまっています。

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湘南モノレール 乗務員発行 車内補充券

平成30年9月に湘南モノレール乗務員により発行された、湘南深沢駅から大船駅までの車内補充券です。


   


前回エントリーの出札補充券のものとは異なり、桃色PJRてつどう地紋となっています。
JRや江ノ島電鉄といった他業者との連絡運輸を行っていない同社の乗車券は自社完結のみの発行となるため、領収額欄の金額の最高額が300円と、さほど高くはありません。片道の他、往復乗車券や普通手回り品切符としても発行できるようになっているようです。

同社では各駅に自動券売機の設備や交通系ICカード乗車券用の改札機が導入されていますが、大船駅と湘南江の島駅以外の中間駅は駅員無配置となっている理由からか、首都圏私鉄では珍しく全列車に車掌が乗務して車内精算をしており、概算鋏を使用して、発駅は駅名の上に、着駅は地図の〇印に穿孔して発行します。

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湘南モノレール 大船駅発行出札補充券 ~その2

前回エントリーで湘南モノレールの出札補充券を御紹介いたしました。
記事の中で「領収額」と表記すべきところを「領収書」と誤植されたミス券である旨を御紹介いたしましたが、御紹介の券が訂正漏れであったのかも知れませんが、以前購入した券には誤植部分が訂正されておりました。


   


平成18年6月に大船駅で発行されたものです。領収書という誤植部分に「領収額」というゴム印で訂正してあります。


   


訂正部分の拡大です。

印刷場から納品される前に気づいたのであれば刷り直しされると思いますので、恐らく設備されてから誤植に気づいたのだろうと推測されますが、コム印を誂えて捺印訂正されています。

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湘南モノレール 大船駅発行出札補充券 ~その1

平成30年9月に湘南モノレール大船駅で発行された出札補充券です。

   


若草色JPRてつどう地紋の普通紙タイプのもので、山口証券印刷で調製されたものと思われます。
同社では出札補充券の発行についてはかなり厳格なものでしたが、ここ数年、大船駅でのみ発行して頂けるようになっています。

平成の記載がありますが特段新しく設備されたものではないようで、在庫していたものを出しているものと思われます。様式的には指定欄のある一般的な様式です。しかし、領収額を記載する欄において、「領収額」と表記すべきところ「領収書」とされた誤植のあるミス券になってしまっています。


   


裏面のご案内文です。

グリーン料金およびA寝台料金に通行税が含まれている記載があります。平成元年に消費税が導入されたタイミングで通行税が無くなっていますので、時系列がちぐはぐです。
しかも、JR線の記載があるにもかかわらず東京電環の表記があったり、時代が支離滅裂な感じで、いつ頃設備されたものなのかイマイチ分かりません。

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JR北海道 〇簡 夕張駅発行 360円区間ゆき片道乗車券

平成29年8月にJR北海道石勝線夕張支線の「〇簡」夕張駅で発行された、夕張から360円区間ゆきの片道乗車券です。


   


青色JR北地紋の特殊共通券用紙を使用した、総販システムによる前出し券で、最近では珍しい金額式となっています。
発行箇所は「〇簡 夕張駅発行」となっており、JR東海のような管理駅記載ではありません。

前々回エントリーの記事で同駅は簡易委託駅となったと申し上げ、国鉄時代の簡易委託用片道乗車券を御紹介致しましたが、JR化後の平成10年頃には簡易委託が解除されて完全な無人化されておりました。
しかし、平成20年ごろから簡易委託が再開され、駅に隣接されているホテルマウントレースイのフロントで、総販システムによる前出し券を使用して乗車券の委託発売が再開されておりました。


新夕張駅ゆき対応である360円区間ゆき1口座のみでしたが、途中駅までの需要が殆どないことと同線の列車がワンマン化されていて運賃収受が運賃箱を使用して行われていることから乗車券を発売する必要性はなく、ほぼ「記念用」として設備されていたに過ぎなかったようです。実際、訪問した日は大丈夫でしたが、欠札になってもなかなか補充されていなかったようで、日によっては「在庫が無い」ために発売できなかった日が多かったと聞きます。

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楓駅発行 普通入場券

昭和51年9月に夕張線(後の石勝線夕張支線)楓(かえで)駅で発行された普通入場券です。


   


白色無地紋のB型大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。

先ほど「夕張線(後の石勝線夕張支線)」と申し上げましたが、「後の石勝線夕張支線」という表現は正しいものではなく、正確に言うと夕張線から分岐していた通称「登川(のぼりかわ)支線」と呼ばれた支線の駅になります。


   昭和51 48年4月号)

   平成30年5月号)


まずは登川支線が存在したころの交通公社(現・JTB)時刻表巻頭地図と平成30年のJTB巻頭地図をご覧ください。
上が登川支線が存在したことのもので昭和51 48年4月号で、下が平成30年5月号になります。


昭和51 48年にはまだ追分駅から新得駅に向かう石勝線は開通しておらず、夕張線は追分駅から紅葉山(現・新夕張)駅間は現在の石勝線ルートを通り、通称「夕張支線」となった紅葉山駅から夕張駅までのルートを通っておりました。
そして、夕張線には紅葉山駅から登川駅までの枝線が存在し、これが通称「登川支線」になります。


御紹介の券は登川支線の中間駅である楓駅のもので、同駅は夕張線開業当初は終着駅となっており、駅を境目として登川駅までの三井鉱山専用線との接続駅であったようですが、大正時代に三井鉱山専用線は国鉄の前身である鉄道院に移管された経緯があるようです。
当初は駅から双方の路線が平行に発着する線形になっていたようで、鉄道院移管後はスイッチバックのような駅だったと聞いたことがあります。昭和40年代になると駅を移設して棒線の駅に改良されています。

この券が発行された4年後の昭和56年5月に貨物扱が廃止されると駅は無人化され、同年7月に登川支線の廃止にともなって廃駅となっています。

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夕張駅発行 新夕張駅ゆき片道乗車券

昭和61年9月に石勝線夕張支線夕張駅で発行された、新夕張駅ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型一般式大人専用券で、札幌印刷場で調製された簡易委託用の券になります。
前回エントリーで同駅は昭和61年4月に簡易委託駅化されたということを申し上げましたが、この券は簡易委託化された後の夕張駅で発行されたもので、発行箇所名が「〇簡 夕張駅発行」となっています。

図示いたしませんが、この券の券番は「0014」となっており、恐らく前日の9月1日に実施された国鉄最後の運賃改定によって新たに設備されたものと思われます。

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夕張駅発行 普通入場券

昭和58年5月にかつて夕張線と呼ばれた石勝線夕張支線夕張駅で発行された普通入場券です。


   


白色無地紋のB型大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。

同駅はかつての主要産業であった、夕張炭田から産出された石炭を運び出すために開設された機関庫が併設された一般駅でしたが、炭砿の閉鎖に伴う旅客や貨物の激減によって昭和59年2月に荷扱が廃止されたのち、同年4月に簡易委託化されていました。
御紹介の券は同駅がまだ直営駅であったころのものですが、すでにかつての繁栄は全く見られなくなっていました。


石勝線夕張支線は本年3月31日の列車を以って運行を終了し、昨日の4月1日付けにて廃線になってしまいました。同線の廃止により、2度の駅移転をによって路線の営業距離を短縮させた経緯のあった夕張駅も同時に廃駅になっています。

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