JR北海道 旭川駅発行 上白滝から下白滝経由 旧白滝ゆき連続乗車券

2016(平成28)年3月にJR北海道函館本線の旭川駅で発行された、石北本線上白滝駅から下白滝駅および、下白滝駅から旧白滝ゆきの連続乗車券です。


   

   

青色JR北地紋の特殊共通券紙で発行された連続乗車券です。乗車経路は上白滝駅から下白滝駅まで行き、下白滝駅で折返して旧白滝駅までという経路になります。


発駅である上白滝駅および折り返し駅となる下白滝駅、着駅である旧白滝駅はかつて石北本線の駅として営業されておりましたが、この券が発行された同年3月26日にすべての駅が廃駅もしくは旅客取扱営業が廃止されてしまっています。

上白滝駅の営業末期頃は、停車する列車は1日1往復のみという駅で、まだ札沼線のJRで最も浦臼駅~新十津川駅間が1日1往復となる前はJR東日本山田線の浅岸駅と並んで日本一停車する列車が少ない駅で「秘境駅」とされていました。
折返し駅である下白滝駅は現在も施設は残されておりますが、旅客取扱営業が廃止され、一般駅から信号場に格下げされています。
そして、着駅である旧白滝駅も廃駅となっており、JR6社の中で唯一、駅名の最初の文字に「旧」が付く駅として知られています。

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宝達駅発行 金沢ゆき 鉄道経由 片道乗車券

前回および前々回のエントリーでJRの「縁起きっぷ」を御紹介いたしました。今回は国鉄時代の乗車券で、「縁起きっぷ」として話題にはならなかったものの、管理人が「勝手に縁起きっぷ」に仕立て上げてしまったものを御紹介いたしたいと思います。


   

1984(昭和59)年4月に、七尾線宝達(ほうだつ)駅で発行された、金沢ゆきの片道乗車券です。桃色こくてつ地紋のB型一般式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
経由欄に「鉄道経由」と記載されている比較的珍しいもので、宝達駅から高松までの国鉄バス羽咋線と、高松から金沢駅までの国鉄バス宝達本線という経路と区別するための経由表記であったものと思われます。当時、「七尾線・津幡・北陸」という経由表記でも良かったのではないかと思われますが、宝達本線が津幡駅や森本駅を経由するため、敢えて誤解を生じないように「鉄道経由」という表記にしたのではないかと推測されます。

この券が管理人「勝手に縁起きっぷ」とする所以は単純に達から沢ゆきというだけであり、それだけではあまり縁起感が感じられなかったのだと思いますが、この券に「縁起きっぷ」として光が当たることはありませんでした。

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JR九州 吉松から真幸ゆき 片道乗車券

前回に引き続き、JR旅客鉄道会社で発行された「縁起きっぷ」を御紹介致しましょう。
1989(平成元)年8月にJR九州肥薩線の吉松駅で発行された、真幸(まさき)ゆきの片道乗車券です。


   

桃色JRK地紋のB型一般式大人・小児用券で、門司印刷場で調製されたものです。「吉」と「松」、「幸」の文字が並ぶことから、「縁起きっぷ」として発売されていました。


発売駅である吉松駅は鹿児島県姶良郡湧水町に位置し、着駅である真幸駅は宮崎県えびの市に位置する、県境跨ぎの区間用になっています。

特に、吉松駅から人吉駅間は山線区間として観光客に人気があり、肥薩線列車退行事故のあった山神第二トンネルを抜け、県境を越して真幸駅を通過し、その先には、かつて国鉄が選定した加久藤盆地や霧島連山を見通せる「日本三大車窓」の一つである「矢岳越え」区間と肥薩線で一番長い矢岳第一トンネルを抜け、同線で一番標高の高い矢岳駅に到着します。矢岳駅から先は大ループ線とスイッチバックを抜けて大畑(おこば)駅を経由し、小さなトンネルを4つほど通って人吉駅に至ります。
同区間は列車の運転本数が大変少ない1日3往復の運転であり、そのうち2往復は拙ブログ管理人のハンドルネームとして使っております観光特急の「いさぶろう・しんぺい」号、残り1往復が一般気動車での運転される普通列車であり、実質的に1日1往復しか普通列車が走らない観光路線です。

同線は、「令和2年7月豪雨」による水害の影響によって吉松駅から八代駅間が不通(2021年3月現在)となっており、御紹介の乗車券の有効区間は現在列車の運行が休止されています。
そのため、運休区間のうち吉松駅から人吉駅を走る「いさぶろう・しんぺい」号は長期間にわたる運休となってしまっており、肥薩線沿線の応援企画として、「かわせみ やませみ」の2両を連結した4両編成で、博多駅~門司港駅間の臨時「かわせみ やませみ92号・しんぺい 92 号」および、門司港駅~博多駅間の臨時「かわせみ やませみ91号・いさぶろう 91 号」として、6月までの土曜・日曜・祝日を中心として運転が予定されています。
 同社HP https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/01/28/210122_haru_rinjiressha2.pdf

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JR東日本 大金から宝積寺ゆき 片道乗車券

1988(昭和63)年9月、JR東日本烏山線の大金(おおがね)駅で発行された、宝積寺駅ゆきの片道乗車券です。


   

桃色JRE地紋のB型相互式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。

同社では近距離乗車券については券売機券が主流となっており、別に硬券が設備された場合でも金額式とするのが一般的ですが、この券は発着駅名が「大金(たいきん)」と「宝積寺(宝が積もる)」ということから「縁起きっぷ」としての要素があるため、双方の駅名が表記できる相互式として設備されています。こういう縁起きっぷの場合、全国的に見ると一般式が多く採用されていると思われますので、相互式の例は少数派ではないかと思われます。


同駅では御紹介の乗車券の他に硬券の普通入場券も「縁起きっぷ」として人気があり、駅構内に「大金神社」という神社まで建立してしまっていましたが、2008(平成20)年には出札業務の取扱いが終了し、運転要員のみ配置という事実上の無人化が行われ、券売機のみが設備された駅になっています。
その後、2013(平成25)年には同線の信号閉塞自動化によって運転要員の配置も廃止され、完全に無人化されてしまっています。そして、完全無人化にあわせ、自動券売機も撤去されてしまっており、現在は乗車券類の一切の発売が行われておりません。

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近畿日本鉄道 大和西大寺駅発行上本町ゆき 片道乗車券

廃札券ですが、近畿日本鉄道(近鉄)の奈良線と京都線および橿原線が交わる大和西大寺駅で発行された上本町(現・大阪上本町)駅ゆきの片道乗車券です。


   

肌色近鉄自社地紋の千切り軟券で、発行時には右側にあります地紋の丸く抜けた部分に日付印を捺印して発売します。

この券はかつて近鉄に勤めていた身内から貰ったもので詳細が不明ですが、近隣にあります奈良競艇場内で出張発売するための乗車券だそうで、発駅名の前に競艇場で発売したことを示す「〇競」の符号があります。


   

裏面です。券番しか印刷されておりません。一般的にこのような券番は真ん中に鎮座しているのが殆どですが、この券の場合、なぜか左寄りに印刷されています。

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秋川駅発行 秋川から120円区間ゆき 片道乗車券

1987(昭和62)年3月31日に五日市線秋川駅で発行された、秋川から120円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色こくてつ地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。

この券が発行された日は国鉄が民営化される前日であり、国鉄最後の日ということになります。
同駅は前日の3月30日までは西秋留(にしあきる)駅として営業していましたが、国鉄最後の日である3月31日に秋川駅に改称されています。つまり、同駅が国鉄秋川駅として営業されたのはこの日1日のみであったことになります。


   

JR時刻表の1987(昭和62)年4月号になります。
巻頭の黄色ページであるニュース欄には、
「時刻表は、私共のカタログです。新しい会社には、新しいカタログをということで、JRグループが共同して自ら編集することにしました。
創刊号となる4月号は、まだJNR(国鉄。日本国有鉄道。Japanese National Railways)としての編集ですが、5月号からはJRグループとして編集します。」
とあり、国鉄が民営化されて「これから自分たちは変わるんだ」というアピールがされていました。

   

このような自民党の公約を受け、国民は国鉄の債務を負担しつつも新しい旅客鉄道会社と貨物鉄道会社を受け入れて来ましたが、
 「全国画一からローカル優先のサービスに徹します。」
  ☞ ローカル線、廃止されちゃってない?
 「明るく、親切な窓口に変身します。」
  ☞ 窓口、親切どころか、廃止されちゃってない?
 「楽しい旅行をつぎつぎと企画します。」
  ☞ 最近、JR系の旅行会社のお店が閉鎖されちゃってない?
 「会社間をまたがっても乗りかえもなく、不便になりません。運賃も高くなりません。」
  ☞ 直通列車がなくなっちゃってない?
 「ブルートレインなど長距離列車もなくなりません。」
  ☞ ブルートレインってまだ走ってる?
 「ローカル線(特定地方交通線以外)もなくなりません。」
  ☞ それ以外もどさくさ紛れに廃止されちゃってない?
という約束が反故にされ、現在に至っています。
特に、国鉄分割民営化後も、特定地方交通線に選定されなかった地方交通線であっても、深名線や三江線といった営業キロが100kmを超した路線なども次々に廃止されてしまっているのが現状です。

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西武鉄道 カード残額ご利用明細

中旬ごろよりしばらくの間、西武鉄道のダイヤ改正にともなって駅名が改称された西武園ゆうえんち界隈の駅に関連する話題をエントリーして参りましたが、3月の更新が本日で終わりとなりますので、最後の更新にしたいと思います。もう少しだけお付き合いください。


   

まだダイヤ改正前である2021年2月に西武鉄道の駅で発行された西武鉄道のカード残額ご利用明細です。桃色PJRてつどう地紋の定期券サイズ用紙で発券されています。
仔細を観察して参りますと、駅名改称前の2月27日であるにもかかわらず、利用駅名が「多摩湖」と「西武ゆう」と記載されています。「多摩湖」については当時の西武遊園地駅で、「西武ゆう」は西武園ゆうえんち駅を省略したものと思われ、当時の遊園地西駅になります。
ということは、駅名改称よりも以前の段階で乗車券系統の情報については一部書換えが行われていたことになります。

同社ではダイヤ改正後にバタバタしないようにするためでしょうか、2月中から駅名改称の準備が行われていたようで、西武遊園地駅や遊園地西駅の看板類はすでに新しいものに替えられており、その上から旧駅名の書かれた紙が貼られているものが見受けられていました。

    (遊園地西駅 駅名票)

   (西武遊園地駅 駅名票)

    (西武遊園地駅 看板)


この他、車両の方向幕についても、「多摩湖」の表示があることが確認されています。


ちなみに後日、ダイヤ改正後の3月20日にJR東日本の駅でICカード残額ご利用明細を印刷してみました。


   

こちらには西武遊園地駅を示す「遊園地」と遊園地西駅の印字があり、ダイヤ改正前の駅名改称の書換えは行われていないようで、旧駅名の時期に書き込まれた情報は、ダイヤ改正後でもそのまま印字されるようです。

(エントリー時に画像データがエラーを起こしていたようで、画像が表示できませんでした。データの修正をいたしました。)

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西武鉄道 西武遊園地駅発行 特別補充券

2021年に西武鉄道多摩湖線西武遊園地(現・多摩湖)駅で発行された、遊園地西(現・西武園ゆうえんち)駅ゆきの特別補充券による片道乗車券です。
駅窓口でコレクション用としての発売可否をお尋ねしたところ、発売可能ということでありましたため、1枚発券して頂きました。


   

緑色せいぶてつどう自社地紋の特別補充券です。
同社の特別補充券は一般的な補充券の様式に似ておりますが、現行券は事由欄に片道券・往復券・特急券の文言が予め入っており、指定欄についても列車名が予め印刷されているなど、オリジナリティのある様式になっています。ただし、駅によってはまだ旧来の一般的な様式の券も残っていたり、自社地紋ではないPJRてつどう地紋の最新様式券が設備されていたり、現地で確認しなければわからないのが現状です。
また、同社の特別補充券を見ますと、小児および学割の人員欄が横線(―)ではなくバツ(メ)になっておりますが、これは恐らく同社独自の記載方法かと思われます。


   

裏面です。
同社のJRとの連絡運輸は接続駅毎に連絡対象駅が定められておりますが、東海道本線、山手線、赤羽線、南武線、鶴見線、武蔵野線、横浜線、根岸線、横須賀線、伊東線、中央本線(東京~甲府間)、青梅線、五日市線、八高線、東北本線(東京~宇都宮間および尾久、北赤羽~北与野間)、常磐線か(日暮里~水戸間)、川越線、 高崎線、上越線(高崎~水上間)、両毛線、信越線(高崎~横川間)、総武本線、京葉線、外房線、内房線、成田線、東金線とかなり狭められており、特定都区市内については東京山手線内以外不要ではありますが、依然として広範囲にわたるご案内文になっています。

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西武鉄道 西武遊園地駅発行 出改札端末券 ~その2

前回エントリーで西武鉄道の西武遊園地(現・多摩湖)駅の出改札端末機で発券された乗車券類を御紹介いたしましたが、同駅では券売機には設定が無いために購入できない券種でも、端末機であれば購入することが可能です。


   

2021年2月に同駅の出改札端末機で発券された、西武遊園地(現・多摩湖)駅から遊園地西(現・西武園ゆうえんち)駅までの往復乗車券です。
桃色PJRてつどう地紋のA型券でこの券は往路用の「ゆき」券になります。
様式的には同社の回数乗車券の様式に似ており、往復券ですので発売日共2日間有効となりますが、下車前途無効となります。また、発売日や券番が横書きになっており、通常の乗車券とは記載方法が異なります。

同駅も含め、西武鉄道各駅の券売機には往復乗車券の口座が設備されておりますが、大抵の駅では西武球場前駅ゆきの一択となっており、完全にプロ野球開催日の窓口混雑防止を目的としたものになっています。同駅の券売機についても西武球場前駅ゆきのみで、遊園地西駅までの往復乗車券は発売していません。


   

こちらは同時に発券される復路用の「かえり」券になります。様式は全く同じで「ゆき」と「かえり」の違いのみです。

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西武鉄道 西武遊園地駅発行 出改札端末券 ~その1

前回および前々回エントリーで、2021年3月のダイヤ改正で駅名が改称されました西武遊園地(現・多摩湖)駅および遊園地西(現・西武園ゆうえんち)駅で発行された券売機券を御紹介いたしました。
同社の改札窓口には出改札端末機が設備されており、端末機でも乗車券類の発券をすることが可能です。ただし、端末で乗車券を発券することはあまり一般的なことではありませんので、発券の可否をお尋ねしたところ問題ないということでしたので発券して頂きました。


   

2021年2月に西武遊園地(現・多摩湖)駅の端末で発券された入場券です。桃色PJRてつどう地紋のA型券で、様式としては券売機券と同様になります。

   

再掲になりますが、券売機で発券された入場券です。基本的な様式は変わりませんが、端末で発券された券は文字が全体的に小さく、発売時刻の印字がありません。


   

続いて同駅から150円区間ゆきの片道乗車券になります。


   

こちらも再掲になりますが、基本的な様式は変わらないものの、やはり端末で発券された券は文字が全体的に小さく、発売時刻の印字がありません。また、端末機券には発駅のローマ字表記が無く、端末機番号(この機器は101)が券売機券では小児運賃の後に表記されていますが、端末機の場合は小児運賃の前に表記されます。


   

端末機では定期券購入用の乗車券も発券することができます。


   

こちらも再掲いたしますが、やはり端末で発券された券は文字が全体的に小さく、発売時刻の印字がありません。また、端末機番号が普通乗車券同様に券売機券では小児運賃の後に表記されていますが、端末機の場合は小児運賃の前に表記されます。

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