JR東日本 高輪ゲートウェイ駅 普通入場券

2020(令和2)年3月に、JR東日本東海道本線の高輪ゲートウェイ駅の券売機で発行された普通入場券です。


   


桃色JRE地紋のA型券売機券です。

同駅にはみどりの窓口は無いため、マルス端末の設備はありませんので、マルスによる普通入場券の発売はありません。また、駅によっては指定券券売機で入場券が購入できる駅がありますが、同駅の指定券券売機には普通入場券のボタンが無いため、現行、券売機のみでの発売となっています。
実際、指定券券売機には普通入場券の発売機能はあるようですが、同駅の機械は入場券発券機能にロックをかけているようです。


同駅は駅名が長く字数も多いため、管理人は普通入場券の駅名表記がどのような印字になるのか楽しみでありましたが、やはり、2段書きになっていました。

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JR東日本 品川駅発行 龍ケ崎市から牛久ゆき 片道乗車券

前回エントリーでJR東日本品川駅で駅名改称前日に発行された佐貫から牛久ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回は、改称当日に発行された同区間の乗車券を御紹介致しましょう。


   


2020(令和2)年3月の駅名改称当日に発行された、龍ケ崎市駅から牛久駅ゆきの片道乗車券です。
青色JRE地紋の共通指定券紙で発行された券売機券です。
比較のため、改称前のものと同区間で、かつ、同じ駅の同じ券売機で購入いたしました。


   


前回御紹介の、改称前の券を再掲します。発駅である「佐貫」が「龍ケ崎市」に変更された他、特段変更は無いようです。


   


駅名部分を比較してみました。特に印字の位置に変更があったということも無さそうです。

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JR東日本 品川駅発行 佐貫から牛久ゆき 片道乗車券

2020(令和2)年3月にJR東日本品川駅で発行された、佐貫から牛久ゆきの片道乗車券です。


   


青色JRE地紋の指定共通券紙で発行されたものです。

発駅である佐貫駅は、2020年3月のダイヤ改正にて、龍ケ崎市駅に改称されています。そのため、この券は同駅が「佐貫駅」としての最終営業日に発行された乗車券ということになります。


同駅が改称された背景は、駅所在地の自治体である龍ケ崎市が、持続可能な地域経営をするために玄関口であるJR常磐線佐貫駅周辺地域を活性化させ、その効果を市内全体に波及させていくため、佐貫駅周辺地域整備基本構想の策定や牛久沼を生かした道の駅の整備、駅前こどもステーションの設置、佐貫駅前ロータリーの改修、佐貫駅周辺道路の整備などの政策の一環で、一番の目玉であったのかも知れませんが、駅名に市の名前を入れて「龍ケ崎市駅」に改称させたものです。

同市は「龍ケ崎市」の認知度が低いという問題を認識しており、魅力的な施策を展開しても市外在住者から本市に関心を示してもらうことは困難な状況にあることから、市の存在や位置を知ってもらい、関心を持ってもらうための取り組みの重要な手段の一つとしてJR常磐線佐貫駅の駅名改称を企画提案したとのことです。

市内には佐貫駅から接続する関東鉄道竜ヶ崎線の竜ヶ崎駅(同社では「龍ケ崎」ではなく「竜ヶ崎」)があることから、今回の改称では「龍ケ崎駅」とはならずに「龍ケ崎市駅」となったようです。

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JR北海道 摩周から南弟子屈ゆき片道乗車券

2020(令和2)年3月にJR東日本品川駅の指定券券売機で購入した、JR北海道釧網本線摩周駅から、同じく釧網本線南弟子屈駅ゆきの片道乗車券です。


   


青色JRE地紋の指定共通券紙の券売機券となっています。

拙ブログ2020年3月17日エントリーの「弟子屈駅発行 南弟子屈・美留和ゆき片道乗車券」にて、着駅である南弟子屈駅は利用者減少によるコスト削減を理由に先日3月14日のJR北海道のダイヤ改正によって廃止されていますが、3月10日からの降雨と気温上昇に伴う融雪による線路冠水・土砂流入・路盤流出等の影響により、釧網線の釧路~知床斜里間が終日運転見合わせになり、代行バスの運行も行われなかったことから、同駅の実質的な営業最終日は2020年3月10日であったとと申し上げました。
しかしながら、書類上の営業最終日である3月13日まで、マルスでの乗車券の発売は行なわれていた旨も申し上げました。

御紹介の券はまさにそのような状況下で発行されたもので、JR東日本の駅で発行されたものではありますが、「書類上」の営業最終日である2020年3月13日に発行されたものです。


長期の区間運休等、列車が運転されていない区間については、乗車券の誤発行による営業事故を防止するために該当区間の乗車券をマルスで発売できないようにロックすることもあるようですが、今回については影響力が小さいと判断されなかったのでしょうか、「事実上」の営業終了日以降も乗車券の発売が行われていたことになります。

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JR東日本 高輪ゲートウェイ駅開業記念 普通入場券 ~その2

前回エントリーでJR東日本の高輪ゲートウェイ駅開業記念で発売された、硬券の普通入場券を御紹介いたしましたので、今回は券の仔細について御紹介致しましょう。


まずは1枚目のB型券になります。


   


白色無地紋のB型大人・小児用券となっています。様式的には東京印刷場のものに似ておりますが、2時間制の文言が入っており、現在でもJR東日本が硬券の普通入場券を通常発売していたら、このような体裁になっていたかもしれないような様式です。日付はダッチングで打刻してあるようですが、西暦表示となっています。


   


裏面です。
高輪ゲートウェイ駅開業記念入場券であることと、2020年3月14日から2020年9月30日までの入場時間から2時間以内1回限り有効である旨と、自動改札機は利用できない旨が記載されています。


次は2枚目のD型券です。


   


白色無地紋のD型大人専用券で、券面はこちらも2時間制の文言と、西暦表示のダッチングによって日付が打刻されています。
右側のイラスト部には、山手線30番目の駅であることと、同駅の駅名票が描かれています。本来同駅の所属線は東海道本線ですが、親しみやすいようにでしょうか、敢えて「山手線の駅」としてあります。京浜東北線の駅であることは書かれていません。


   


裏面です。
自動改札機は利用できない旨はB型券同様に記載されていますが、高輪ゲートウェイ駅開業記念入場券であることは記載されておらず、また、有効期間の記載方法が2020年9月30日までの1回限り有効であることしか記載されていません。その代わり、発行駅名が記載されています。
なぜ、B型券とD型券でこれほどまでに記載方法が異なるのか、少々疑問があります。


ちなみに、台紙右側に広いスペースがありますが、ここには記念の都区内パスである「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョンの乗車券部分およびご案内券のPR文の方を挟むようになっているようです。


   


挟んだ「完成形」はこのようになります。

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JR東日本 高輪ゲートウェイ駅開業記念 普通入場券 ~その1

2020年3月14日、JR東日本東海道本線に高輪ゲートウェイ駅が開業しました。同駅は品川駅管理の業務委託駅で、関連会社であるJR東日本ステーションサービス(JESS)が受託しています。
同駅にはみどりの窓口などは無く、出札業務については近距離きっぷ券売機および指定券券売機のみでの営業体制となっています。そのためが、開業記念の記念きっぷ類は駅では発売されず、事前申し込みの通信販売のみでの発売となりました。


   


こちらが記念入場券の台紙になります。同駅は東海道本線の駅ですが、実際に停車するのは山手線と京浜東北線のみとなりますので、2路線のラインカラーが引かれています。


   


台紙には、B型およびD型硬券による普通入場券が2枚付いています。同駅では硬券の発売は行っておりませんので、もしかすると、同駅最初で最後の硬券の普通入場券になるかもしれません。


それでは次回、券の仔細について御紹介いたしましょう。

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JR東日本 〇企 都区内パス 「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョン

2020年3月14日のダイヤ改正で、JR東日本山手線の30番目(所属路線は東海道本線)の駅である、高輪ゲートウェイ駅が開しました。
同駅のネーミングについてはいろいろと批判の論議が沸き上がりましたが、いざ開業してみれば始発から終電まで入場券を求める人で券売機が1時間から3時間待ちになったり、「それなり」のお祭りムードがあったようです。

同社では駅の開業をPRするため、3月14日から5月6日までに窓口および指定券券売機で発売される日本語版の都区内パスについて、「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョンで発売しています。


   


2020年3月14日の開業日に高輪ゲートウェイ駅で発売された「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョンの都区内パスです。青色JRE地紋の共通指定券券紙の85㎜券になります。発行駅名である「高輪ゲートウェイ」は字数がオーバーしているようで、「高輪ゲート」に略されてしまっています。
拙ブログ2019年5月19日エントリーの「JR東日本 〇企 都区内パス『ようこそ令和』バージョン」の時同様に表題部分が通常券とは異なっているもので、「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」と印字されています。

基本的には令和バージョンと似たようなものですが、「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョンでは、路線図の品川~新橋間に高輪ゲートウェイ駅が追記されているところが異なります。
右上にある企画券の管理番号も、今までの通常バージョンや「令和バージョン」が240-20であるのに対し、今回は240-22となっており、路線図への高輪ゲートウェイ駅追加による差し替えに伴って違う口座として管理されているようです。


   


ご案内券の1枚目です。こちらは通常のものと同じですが、「(240-22)」という新しい番号が印字されています。


「祝!高輪ゲートウェイ駅開業」バージョンでは、もう1枚ご案内券が付きます。


   


こちらがもう1枚のご案内券です。この券には高輪ゲートウェイ駅のコンセプトが記載されたPR券となっています。

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弟子屈駅発行 南弟子屈・美留和ゆき片道乗車券

1986(昭和61)年9月に釧網本線弟子屈(てしかが。現・摩周)駅で発行された、南弟子屈駅(廃止駅)および美留和駅ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型(両)矢印式大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。
札幌印刷場で調製された矢印式券は明朝体の活字を組んだ様式となっており、国鉄の他の印刷場のものとは趣きが異なります。

発行駅である弟子屈駅は、かつては「難読駅名」として知られていましたが、1990(平成2)年11月、同駅は摩周湖観光の玄関駅であるため、観光振興を理由に摩周駅に改称されています。しかしながら、同駅から摩周湖までは15kmほど離れており、阿寒バスが運行する路線バスで25分、車で約20分くらいの距離になります。


   


裏面です。
やはり明朝体の活字で組まれております。


国鉄の近距離乗車券については金額式が主流の時代ではありますが、当時の北海道の小規模駅で敢えて金額式とせずに矢印式とした背景には、着駅が無人駅であるために往復での発券に対応できることと、一般式では2口座設備しなければならないところを1口座にまとめることができるためであったものと推測されます。
ちなみに、着駅である南弟子屈駅および美留和駅はどちらも無人駅で、美留和駅は1日の平均乗車人員は約3名、南弟子屈駅に至っては約1名という状態であり、発売実績が多いものではなかったと思われます。

確か、この券が発券された月の9月1日に国鉄の運賃改定が行われており、この券はそれ以降に設備されたものと思われますので、券番が0026ということは、仮にこの券が運賃改定当日に設備されたとして1日あたり2~3枚程度の需要であり、また、管理人のようにコレクションで購入されたものも存在しますので、一般の利用者が購入して本当に列車に乗車したものはそれより少なかったということになります。


着駅である南弟子屈駅は、利用者減少によるコスト削減を理由に先日3月14日のJR北海道のダイヤ改正によって廃止されてしまっております。
ただし、3月10日からの降雨と気温上昇に伴う融雪による線路冠水・土砂流入・路盤流出等の影響により、JR北海道では釧網線の釧路~知床斜里間は終日運転を見合わせており、また、運転見合わせ区間のバス代行輸送は行なわれていないため、実質的な営業最終日は2020年3月10日ということになってしまっています。
しかしながら、書類上の営業最終日である3月13日まで、マルスでの乗車券の発売は行なわれていました。

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JR東日本 スーパービュー踊り子号特急券

2002(平成14)年11月に、かつて東京駅の地下にありましたJR北海道プラザ東京で発行された、伊豆急行線伊豆高原駅から新宿駅までのスーパービュー踊り子52号連絡特急券です。


   


青色JR北地紋の熱転写式指定共通券紙のマルス券です。
列車名を表記する場所が字数オーバーになってしまうのでしょうか、スーパービュー踊り子52号という表記が「スーパビュ踊り子52号」に省略されてしまっています。

スーパービュー踊り子号は踊り子号とは違い、A特急料金が適用されます(踊り子号の東京~伊東・三島間はB特急料金)ため、券の表題は「特急券」になります。ただし、御紹介の券の区間の場合、伊豆急行線の特急料金が加算されますので、正確には連絡特急券になりますが、マルス券の場合、連絡特急券も「特急券」にまとめられています。
硬券時代においても、踊り子号の特急券は連絡特急券でも「特急券」と表記されていましたが、JRと小田急を運転するあさぎり号の特急券は「連絡特急券」と表記されていたと記憶しています。


   


この日は2名での利用でしたが、1名分は区間の異なる特急券であったため、伊豆急行線伊豆高原駅で乗車変更をしています。
こちらの券は青色JRE地紋の熱転写式指定共通券紙となっていますが、プリカット紙を使用するプリンターが接続されていますため、右端にプリカット券紙の番号が印刷されています。

   (251系スーパービュー踊り子号 2008/11/23・新子安にて)


スーパービュー踊り子号は昨日のダイヤ改正によって廃止されてしまい、251系電車も3月13日の運転を以って過去帳入りしてしまいました。

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松波駅発行 恋路ゆき片道乗車券

1984(昭和59)年3月に能登線(後ののと鉄道能登線。廃止)松波駅で発行された、恋路ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券です。

この券は国鉄の増収策で乱発された「縁起きっぷ」の中のひとつで、当時の国鉄金沢鉄道管理局管内の近距離一般式乗車券はB型で調製されており、この券も例外ではありませんでしたが、昭和50年代になってからはA型で調製されていました。


明日(3月14日)はホワイトデーです。鉄道大好き「鉄男君」も、ダイヤ改正のことばかり考えないで、この日だけはきちんとお返ししましょうネ。

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