更新の再開につきまして

3月11日の東日本大震災におきましては、多くの読者の皆様、御家族、御友人のみなさまが様々な困難に直面されておられますが、震災から20日あまりが経過し、地域によっては少しずつ復興への第一歩が始まっています。



まだまだすべての御被災者の皆様が元の生活に戻れるわけではありませんが、私たち「非被災者」ができることは、御被災者のみなさまが少しづつ前進されるように祈念するのみです。



当ブログは15日より更新を自粛いたしておりましたが、明日4月1日より再開することといたしました。


この理由は、決して震災の傷跡が消えたわけではありませんが、悲しみに浸っている同好の皆様が、当ブログを見ていただき、少しでも震災前の記憶を呼び起こして希望の支えとして下さればと思うからです。
再開についてはさまざまなご意見があろうかとは思いますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



今後とも、当ブログを御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。



                          古紙蒐集雑記帖 管理人  isaburou_shinpei

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心よりお見舞い申し上げます。(~その2)

このたびの大震災において被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲となられた方の御遺族様には、謹んでお悔み申し上げます。

 

3月11日という日は、私たちにとって忘れることのできない日となりました。今も多くの人々が、惨状と変わり果てた故郷で、計り知れない悲しみと不安のなか、安らぐこともできずに悲惨な生活に懸命に耐えていらっしゃる姿を思いますと、耐えがたい気持ちに襲われ、言葉を失います。未だ安否がわからない方々のご無事を信じ、祈ることしかできません。

 

あの「地獄」のような地震から2週間が経過しましたが、依然大きな余震がつづき、予断を許さぬ状況ではありますが、被災地で残された方々が1日も早く元の生活に戻られますようお祈り申し上げます。

 

当ブログは現在更新を休止させていただいておりますが、4月には被災された皆様の復興を願いつつ、再開させていただきたく存じます。

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心よりお見舞い申し上げます。

3月11日14時46分頃発生した東日本大震災は、日々状況が知れるにつれて想像を絶するほどの惨状が判明し、どのように申し上げれば良いのかわからないほどでございます。


多くの読者の皆様、ご家族、ご友人がさまざまな困難に直面されておられることを察しますと、大変胸の痛い思いがいたします。


心よりお見舞い申し上げますとともに、御被災者様のご無事と、一刻も早い復興を祈念いたします。



なお、小ブログはしばらくの間、更新を休止させていただきます。

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九州新幹線 幹特在特特急券

3月11日に熊本駅乗車、川内駅までの新幹線特急券で、リレーつばめと九州新幹線を新八代駅で乗り継ぐ特急券です。

 

   

 

熊本駅~新八代駅間は在来線特急リレーつばめ、新八代駅~川内駅間は九州新幹線つばめ号を利用する、乗継特急券となっています。

在来線の特急券を含むものとなっていますが、券の名称は「新幹線特急券」であり、リレーつばめ号は新幹線列車の一部と看做されたような体裁になっています。

 

熊本駅~新八代駅の在来線特急料金は1,100円、新八代駅~川内駅間の新幹線特急料金は2,180円で合計3,280円ですが、リレーつばめも新幹線列車同様の扱いとなっているため、新八代駅で下車(出場)しないで通し乗車すると1本の列車に乗車する扱いとなり、2,620円になります。

そのため、「指定券発行幹特在特 [新八代乗換]」という表記が入れられています。

 

この券には別途、在来線区間および新幹線区間用の指定席特急券がセットで発券されます。

 

   

 

これが、在来線区間用の特急券です。

リレーつばめ号用の特急券で、題字は「特急券」と在来線の特急券の様式になっていますが、「同時発券の切符と同時使用に限り有効」という表記が入れられています。

 

   

 

次は、新幹線区間用の特急券です。

つばめ号用の特急券で、こちらの題字は「新幹線指定券」となっており、1枚目の新幹線特急券に対する指定券となっています。こちらにも、「同時発券の切符と同時使用に限り有効」という表記が入れられています。

 

    (リレーつばめ号)

    (リレーつばめ号側面エンブレム)

    (リレーつばめ号側面)

 

リレーつばめ号は九州新幹線が鹿児島中央駅~新八代駅間暫定開業のため、新八代駅~博多駅間を結ぶ新幹線の補完列車として登場しましたが、明日の九州新幹線全線開業に伴い、本日限りで廃止されることになりました。

そのため、明日からは新八代駅でのリレーつばめ号とつばめ号の乗換の必要がなくなるため、このような特急券は本日で最後となります。

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会津若松駅発行 硬券入場券の特活

昭和62年9月に発行された、会津若松駅発行の硬券入場券です。

 

   

 

JR化後の発行ですが、国鉄時代に印刷された残券で、東京印刷場調製であるも、かつての仙台印刷場の様式に倣ったレイアウトとなっており、一番下に発行箇所名が印刷されているものです。

 

   

 

上の券の約1年前に、会津若松駅⑥番窓口で発行された硬券入場券です。

 

最初に御紹介した券と比べますと、「会津若松」の文字が細く詰められたもので、特活が使用されています。

同じポイント数の活字ではありますが、1番目の単に活字を組んだものと2番目の特活を使用したものを比べますと、かなりイメージが異なっています。

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西鹿児島駅発行 寝台特急はやぶさ号 立席特急券

昭和50年に西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)で発行された、寝台特急はやぶさ号の立席特急券です。



   



寝台特急はやぶさ号は、昭和33年10月のダイヤ改正で誕生した東京~西鹿児島間を結ぶ列車で、東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由で約20時間をかけ、約1,500kmにおよぶ長距離を走破する長距離ランナーでした。



本日3月5日から東北新幹線の東京駅から新青森駅間に最速列車である「はやぶさ」が営業運転を開始します。はやぶさは東京駅~新青森駅間を最速3時間10分で結びます。


列車の編成には飛行機のファーストクラスのような豪華な設備であるグランクラスが設定されていることが話題になっており、JR東日本が総力を挙げて開業させたことが伺われます。



かつて九州夜行あった「はやぶさ」は、東北新幹線の列車名に生まれ変わり、上り1番列車が仙台駅を06時25分に東京駅へ向かって走り出し、下り1番列車は08時12分には東京駅から北へ向かって走り出します。

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五所川原駅入場券のレイアウト

平成元年3月に発行された、五能線五所川原駅発行の硬券入場券です。

 

   

 

東京印刷場調製のB型券です。

JR東日本の硬券入場券は東京印刷場に集約され、国鉄時代に首都圏各駅で発行されていたものと同じ様式の券となっておりますが、この2年前に購入したときには、若干レイアウトが異なっておりました。

 

   

 

民営化半年後の昭和62年9月に発行された、同駅の硬券入場券です。

 

通常、駅名表記が大きな活字で印刷されていますが、この券に至っては、乗車券の発駅等に使用される大きさの活字で印刷されています。

五所川原 駅」の表記は特活を使わなければならないほど字間を詰めて印刷しなければならないものではなく、理由は定かではありませんが、このような印刷をしなければならなかったことに、何らかの理由があったのでしょうか?

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東京急行電鉄 渋谷・(新)渋谷経由乗車券

東急線の「とある駅」で発行された、東横線渋谷駅乗換、田園都市線池尻大橋駅までの片道乗車券です。

 

   

 

経由欄を見ますと、「渋谷・新渋谷」となっており、あたかも東横線の渋谷駅と田園都市線の渋谷駅が別の駅のような表記になっています。

 

現在、東急線の渋谷駅は東横線の渋谷駅と田園都市線の渋谷駅の2つの駅があり、管理上はそれぞれ別の駅ということとなっているようで、東横線の渋谷駅が「渋谷駅」と表記されるのに対し、田園都市線の渋谷駅は「(新)渋谷駅」と表記されています。

(新)渋谷駅の由来は、かつて現在の田園都市線の渋谷駅~二子玉川駅(当時は二子玉川園駅)間が新玉川線として開業したことに因むもので、補充券等一部の券については「(田都)渋谷駅」という表記を見かけたこともありますが、平成12年8月に新玉川線が田園都市線に編入された以降も、(新)渋谷駅の表記が一般的なようです。

 

今後、東横線と東京メトロ副都心線の相互乗入れが実施されると、現在の東横線の駅は廃止されて副都心線の駅に移って田園都市線の駅と直結することになっており、このような2本立ての管理方法は見直されるかもしれません。

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