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秩父鉄道の急行券の謎

秩父鉄道には一日数往復の有料の急行列車が運転されており、硬券の急行券が発売されているのはコレクターの間では有名です。

images(表) images(裏)

裏面の注意書きには「連絡線の急行列車にはご乗車できません。」とあり、恐らくJRの急行列車を指しているものと思われます。
JRの急行も今や「能登」号のみとなってしまい、寂しい限りです。

同鉄道にはその他、車急式のような千切り軟券型の急行券が数種類あるようですが、この夏、子供を連れて訪れた際、羽生駅でとんでもない急行券を購入してしまったので御紹介します。

券売機もあったと記憶しておりますが、収集癖の血が騒ぎ、硬券が豊富にそろっている窓口で、自分の分と子供の分の1枚づつ、急行券を購入いたしました。
するとそこで事件発生です!!

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これを渡された途端、目が点になりました。
急行券は大人用1種類しかなく、「○小」のゴム印を捺印したのは良いとして、料金をボールペンで「しゃしゃっ」と訂正して渡されたのです。
世の中いろんなきっぷが存在しますが、こんなの初めてです。
あまりにびっくりして、窓口氏とこういう会話をしちゃいました。

(私) 「子供用っていつもこうするんですか?」
(窓口氏) 「きっぷ売り始めた時からこうですよ。」
(私) 「へえ~っ。すごいやり方っスね…」

小児用をして発売した場合、メモを残しておくとのことです。ちなみに、私の分の大人用とは冊子を分けておらず、次の「册0060-62」を渡されました。

まぁ、正式なやり方だというんだからしょうがないけど、よく売上管理ができますよね。本当に謎の急行券です。回収されれば審査で明らかになるけど、私みたいに持って行かれちゃったら審査できませんな

あと、気づいたんですが、「この列車一回限り有効です。」って書いてありますが、「この列車」って何?

 

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