To be continued.

                   
アイリスの気ままに紡ぐダイアリー

ブラジル料理、初体験

2010-02-05 23:35:17 | 食事
プール友達の友達がブラジル人で、タンバリン演奏がステキ なんですって!
その生演奏とブラジリアンバイキングが楽しめると誘われ、浅草の Que bom!(キ・ボン) に行きました。

ブラジルのことって、ほとんど何も知らないな。公用語はポルトガル語か。
思い浮かぶのは、カーニバル、サッカー、コーヒー、日本人移民が多い・・・そんなところで情けない・・・

バイキングは、シュハスコ(串刺しにして焼いた肉)とブラジル料理。
お肉は焼きたてをテーブルに運んできてくれます。
料金は、男性3000円、女性2500円で食べ放題。

お店のHPを見ても、聞いたことも見たこともない食べ物や飲み物ばかり。

ブラジル特有のお酒は、サトウキビを原料とした蒸留酒「ピンガ」だそうです。
よく飲まれているピンガベースのカクテルは、ピンガに砂糖とライムを加えるのですが、
日本人向けに砂糖抜きのさっぱり目のカクテルもあるというので、そちらを注文しました。
ライムが爽やかで口当たりが良いけれど、アルコール度数は結構高そう。



料理は、あんまりね。。塩辛いものが多く、味が単調

ブラジル人によるライブ演奏はボサノバ。
「イパネマの娘」「マシュケナダ」ぐらいしか知らないし、言葉は全然分からないので、なんかピンとこなかった。

日本人大学生の演奏もありました。↓



この日は、ブラジル向けのテレビ録画も行われていました。
日曜日に放映されるそうです。



まず自分では行かない場所なので、そこそこ面白い体験でした。
もし今度があるようならば、もう少し美味しいものが食べたいなー


新参者

2010-02-01 21:35:12 | 読書
新参者というタイトルから時代物なのかと、とんでもない勘違いをしていました。
でも、舞台が日本橋だからか、人情噺のような味わいもあり、ほろりとさせられました。

    

日本橋小伝馬町のマンションで、一人暮らしの40代女性が絞殺される。
どうやら顔見知りによる犯行らしい。

捜査にあたるのは、練馬署から日本橋署に移ってきたばかりの刑事・加賀恭一郎。
そうか、彼が新参者! でも、東野作品ではお馴染みのようですね。

一見刑事らしからぬ、ガリレオを彷彿とさせるひょうひょうとした人物。
だが見かけによらず、敏腕で優秀、剣道の達人でもあります。
そして、なにより温かい心の持ち主です。

相変わらず読みやすくて面白い。
読み出したらノンストップ、一日で読み終えてしまいました。

この本は、第一章から第九章までで構成されています。
それぞれが独立した話としても、充分に成り立つ面白さです。

そのひとつひとつの章で、疑わしい人物、犯人へと繋がる物的可能性を、きっちりと潰していく作業が地道に
描かれています。
その積み重ねにより、次第に捜査は絞り込まれ、ついに核心へ。

一見、犯人とは結びつかないように思われる事柄から、真実が見えてくるものなのですね。
刑事・加賀恭一郎の目の付け所が秀逸です。
浮かび上がっては消え、また浮かび上がっては消えていくものが、やがて一つに集約されていく快感~
見事な構成力で、本を読む楽しみを満喫しました。

さて、もう一つの主役は「日本橋」という街かも。
昔ながらの店の様子や住んでいる人々がとても魅力的に描かれていて、久しぶりに歩いてみたくなりました。