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【0905/236:中心市街地活性化】長浜市中心街を民間投資で活性化、国に基本計画申請

2009-05-27 23:58:25 | Weblog

 長浜市は、街のにぎわい創出と定住の促進を目指し、市中心市街地活性化基本計画を策定、国に申請した。民間からの投資で、商店街を活気づけるのが特徴。観光拠点の黒壁スクエアと中心商店街を核に、国の補助を受けながら、長浜らしい歴史・文化を生かしたまちづくりを官民で進める。

 計画の対象区域は、JR長浜駅前から市役所東別館までの180ヘクタール。2013年度末までの5年間で、空き家になっている町家を使った宿泊施設や居住施設の整備、空き地の活用など63事業を計画している。総事業費は170億円。

 計画に実効性を持たせ、民間投資を呼び込むため、市が出資する第三セクター「まちづくり会社」を設立、町家や土地の所有者、進出を希望する事業者に事業提案していく。

 数値目標として、減少傾向の年間来街者数は200万人を維持、宿泊者数は08年度に比べて3万人増の33万9000人に、定住人口は微増の1万1000人を掲げている。

 市商工振興課では、大規模事業を中核とする他地域の計画との違いについて、寂れた中心市街地を活性化して全国的な注目を浴びた黒壁スクエアの中核的な存在を指摘。「第三セクターの黒壁設立から20年がたち、新たな仕掛けが必要。それが全国の先行的なモデルとなる」としている。 (近藤歩)

【関連会社:0801/105、08年1月24日など】

(5月27日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090527/CK2009052702000004.html

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