滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/131:駅施設バリアフリー化】JR膳所駅周辺整備構想:大津市 南側に入り口を新設

2009-05-18 23:24:15 | Weblog

【写真:大津市が橋上駅舎化計画とあわせ、周辺の整備構想をまとめたJR膳所駅(同市馬場2丁目)】

 大津市はこのほど、JR膳所駅(同市馬場2丁目)周辺の整備基本構想をまとめた。2012年度に着手を目指す橋上駅舎化計画に合わせ、駅と周辺のバリアフリー化推進を柱に、駅南側に新たな入口の新設、北側広場の再整備などを盛り込んだ。今後、具体化に向けた調査や計画策定に取り組む。

 周辺整備は、駅の半径1キロ圏内が対象。現駅舎の西側にJR東海道線をまたぐかたちで、橋上駅舎を建設し、線路で遮られた駅南側と往来できるようにしたうえで、新たに駅前広場を設ける。

 さらに、駅北側にある現在の駅前広場も拡張し、現駅舎跡地を含めた周辺の土地利用を検討。あわせて、湖岸の商業地域とを結ぶ「ときめき坂」の歩行者優先化など、駅利用者らが歩きやすい環境作りにも取り組む。

 同駅の1日の乗降客は約2万5000人。ホームとは地下通路でつながっているが、階段しかなく、早急なバリアフリー化が求められている。また、駅周辺の道路幅も狭く、スムーズな交通の確保も課題となっている。

 市は昨年8月に地元住民や学識経験者による策定委員会を設け、構想の内容を協議してきた。

【関連ニュース番号:0901/66、1月11日、0811/24、08年11月5日】

(5月17日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051700117&genre=A2&area=S00

最新の画像もっと見る