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【1109/85:放射能汚染】近江米、安全宣言 放射性物質、19市町すべて未検

2011-09-10 09:48:07 | Weblog
【写真:近江米の安全宣言をする嘉田知事(大津市・県庁)】

 滋賀県は9月9日、県内で8月中旬から実施していた近江米の放射性物質検査について、19市町すべてで「未検出」だったとして、本年産の近江米の安全宣言をした。嘉田由紀子知事は「手塩にかけて育てられた近江米を安心して食べてほしい」と呼び掛けた。

 近江米は昨年実績で17万トンの生産量があり、京阪神を中心に流通している。東日本大震災発生後、県内の大気中の放射性物質濃度は平常時の範囲内だが、「検査してみなければ分からない部分があり、万が一のために実施する」(嘉田知事)として調べていた。

 市町ごとに主要品種で最も収穫が早い地点の玄米80グラムを採取し、県衛生科学センター(大津市)でセシウム134、セシウム137、ヨウ素131の3種類の放射性物質が含まれているかどうかを調べた。8月19日の高島市から9月9日の日野町まで、全市町の玄米が最低検出可能値の1キログラム当たり10ベクレル未満だった。

 県内で生産される他の農作物の検査について、嘉田知事は「(放射性物質に汚染された稲わらのように)流通を通じて問題が出てくれば、その都度対応を考えたい」と話した。

(9月9日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110909000127

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