関西電力は9月9日、同社の原子力発電所が立地する若狭湾沿岸で津波堆積物調査に着手すると発表した。調査は日本原子力発電、日本原子力研究開発機構と共同で実施、調査結果は原発の津波対策などに反映させたいとしている。
調査は三方五湖(福井県美浜町ならびに若狭町)およびその周辺を対象に、来月から約1年間の予定で実施。陸上、湖面上の計9地点でボーリング調査を行い、採取した土石を分析して津波堆積物の有無や年代を特定する。
(9月9日付け産経新聞福井版・電子版:10日付け毎日・電子版なども報道)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110909/fki11090923390005-n1.htm
【若狭湾:事業者初の津波痕跡調査 関西電力など、県に許可申請】
東京電力福島第1原発事故を受け、関西電力など3事業者が9日、県に許可申請したボーリング調査。「若狭湾沿岸では大津波はなかった」と主張してきた3事業者が調べることになり、結果が注目される。
3事業者による津波痕跡調査は初めてで、調査場所は独自に決めた。若狭、美浜両町の計9カ所で、陸上が3カ所、湖が6カ所。過去に大津波が押し寄せていた場合は海生生物やプランクトン、木片などの堆積物が痕跡として地層中に残っており、年代が特定できるという。
津波の有無は約1万年前までさかのぼって調べられるが、津波の高さは正確に分からないという。3事業者は、若狭湾の津波は最大規模で1~2メートル程度として原発の安全性を評価しており、調査結果は県の原子力安全専門員会に報告する。【安藤大介】
(9月10日付け毎日新聞福井版・電子版)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110910ddlk18040689000c.html
調査は三方五湖(福井県美浜町ならびに若狭町)およびその周辺を対象に、来月から約1年間の予定で実施。陸上、湖面上の計9地点でボーリング調査を行い、採取した土石を分析して津波堆積物の有無や年代を特定する。
(9月9日付け産経新聞福井版・電子版:10日付け毎日・電子版なども報道)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110909/fki11090923390005-n1.htm
【若狭湾:事業者初の津波痕跡調査 関西電力など、県に許可申請】
東京電力福島第1原発事故を受け、関西電力など3事業者が9日、県に許可申請したボーリング調査。「若狭湾沿岸では大津波はなかった」と主張してきた3事業者が調べることになり、結果が注目される。
3事業者による津波痕跡調査は初めてで、調査場所は独自に決めた。若狭、美浜両町の計9カ所で、陸上が3カ所、湖が6カ所。過去に大津波が押し寄せていた場合は海生生物やプランクトン、木片などの堆積物が痕跡として地層中に残っており、年代が特定できるという。
津波の有無は約1万年前までさかのぼって調べられるが、津波の高さは正確に分からないという。3事業者は、若狭湾の津波は最大規模で1~2メートル程度として原発の安全性を評価しており、調査結果は県の原子力安全専門員会に報告する。【安藤大介】
(9月10日付け毎日新聞福井版・電子版)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110910ddlk18040689000c.html