1891(明治24)年5月、ロシア皇太子ニコライを津田三蔵巡査が切りつけた大津事件のミニ企画展が7月10日、大津市の市歴史博物館で始まりました。藤堂藩の江戸詰めの藩医であった父長庵が幼い三蔵ら家族を連れ、上野(現三重県伊賀市)に戻る様子を記した道中記など新資料計9点を含む53点が展示されています。
企画展は「津田三蔵と大津事件」。三蔵の藩校入学許可書など新資料のほか、三蔵が事件で使ったサーベルやニコライが傷を押さえた血染めのハンカチなどが展示されています。9月2日まで(月曜休館)。観覧料有料。問い合わせは、同博物館Tel:077(521)2100。
(7月11日付け京都新聞が報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071000161&genre=K1&area=S10