滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0910/51:中学生進路】来春卒業の中学生 進学志望99・1% / 滋賀県教委調査

2009-10-06 23:47:30 | Weblog
 滋賀県教委は10月5日、来春卒業する中学生の進路志望調査の結果を発表した。中学校と特別支援学校中学部の卒業予定者は1万4578人で前年同期と比べ716人増えた。高校などへの進学志望者は全体の99.1%で過去最高になった。

 進学志望者のうち県内は、1万3971人で96.7%(前年同期比同じ)。県外は478人(同)で、うち京都府が285人と最も多かった。

 県立高全日制志望者は1万2639人で前年同期比432人増。学科別では普通科が8895人で、全体の70.4%と前年同期比2・4ポイント減。このほか、総合学科が1389人、全体の11%で同1・3ポイント増だったのが目立った。他学科はほぼ例年並みだった。

 調査は今年9月に中学校106校、特別支援学校13校で行った。

(10月5日付け京都新聞・電子版:6日付け中日・電子版も報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009100500140&genre=F1&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20091006/CK2009100602000004.html

【0910/50:新政権】大津市小中校の「電子黒板」 / 交付金ストップで発注できず

2009-10-06 23:42:06 | Weblog
 大津市の目片信市長は10月6日の定例記者会見で、川端達夫文部科学大臣が見直し対象としている本年度補正予算に盛り込まれている各学校への「電子黒板」導入について、「大津市はすでに取り組んでおり、これをとめられると大変な損害を被る」と述べた。

 電子黒板は、50インチほどのディスプレーとパソコンをつないで教材などを表示できる装置。市は7月と9月の市議会で、市内すべての小中学校に1台ずつと、文科省の調査研究指定校になっている瀬田北中の普通教室28室に電子黒板付きのデジタルテレビを設置することを決めている。

 費用は計約5000万円。財源は、国費と経済危機対策臨時交付金で、市内業者を対象とした入札を計画している。しかし、交付金の交付決定がないため、発注できない状態となっている。

 目片市長は「保護者や先生などの意見を十分に聞き取った中で判断されるのがベストだと思う」と述べ、「大津市のみならず、全国の学校関係で取り組みを進めているところはたくさんあり、(カットは)ないと思う」と語った。

(10月6日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009100600194&genre=A2&area=S00

【0910/49:新型インフルエンザ】インフルワクチン接種予約 / 11月から受付 大津市

2009-10-06 23:36:45 | Weblog
 大津市は10月6日、市民向けの新型インフルエンザワクチンの接種予約を、11月初旬から受け付ける方針を示した。妊婦や基礎疾患を持つ人など、優先度の高い順に接種できる。

 市は市医師会を通じ、市内の医療機関にワクチン接種の受託医療機関になるよう要請。11月初旬の広報紙などで、ワクチン接種ができる医療機関を周知する。重症化しやすい透析患者や妊婦、子どもなどの入院態勢については、大津市民病院、大津赤十字病院、大津赤十字志賀病院、滋賀医大病院、社会保険滋賀病院の5病院に協力を要請し、了解を得たという。

 市の行動計画によると、インフルエンザ流行時の市内の患者数は延べ8万3000人、1日の最大入院者数は260人と推計している。

【関連ニュース番号:0910/38、10月5日】

(10月6日付け京都新聞・電子版:7日付け読売・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009100600195&genre=A2&area=S00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20091006-OYT8T01101.htm

【0910/48:琵琶湖環境】見えない湖底ゴミ あまりの多さに驚き

2009-10-06 23:26:13 | Weblog
【毎日新聞特集:現場から記者リポート:見えない湖底ゴミ あまりの多さに驚き】

◇タイヤやプラスチックなど1日300キロ--野洲川河口
◇「びわ湖トラスト」が調査 「みんなの問題」協力を

 琵琶湖の環境を考える市民と研究者の会「びわ湖トラスト」がこのほど、琵琶湖の湖底に沈むゴミ拾いに挑戦した。場所は野洲川河口周辺。引き上げたゴミは1日で300キロを超え、参加者らは水面下の「見えないゴミ」の多さに「こんなにあるの」とショックを隠さなかった。ゴミを集計しながら、これからどうしていけばきれいになるのか、一緒に考えた。【安部拓輝】

 びわ湖トラストは清掃活動やビオトープなど、地域の環境活動を支援してきた。今回、初めて福祉団体やカヌースクールなどと湖底のゴミ拾いを企画。調査を重ねて野洲川河口を選び、ダイバー5人の協力で実現した。

 岸辺にゴミが運ばれてくると、大きなタイヤやビニール袋、車のバッテリーなどが次々と現れた。「こんなものも埋まっていたのか」。集積場所に運ぶ参加者からは次々に驚きの声が上がった。

 最も多かったのは、農業肥料のビニール袋だ。約74キロあったビニール類の6割を占めた。「泥に埋もれた袋をはぎ取ると、その下にも袋が。浜辺がビニール袋でできているよう」と山内陽子事務局長。野洲川が潤す流域の田畑などから大雨の際に流れ出たとみられるという。

 ペットボトルやブラックバスを狙う釣り人が使うミミズの疑似餌も見逃せない。ゴミ拾いに参加した守山市の漁師、戸田直弘さん(48)は「死んだビワマスやコイの腹を開けると劣化したプラスチックの破片がつまっていることは珍しくない」と話す。湖底のゴミは、私たちの見えないところで生き物にも影響を与えているのだ。草津市から参加したシステムエンジニアの国広卓生さん(48)は「ゴミはいつだって匿名。人ごとに思えるけど、この琵琶湖の水を関西1400万人が飲んでいるのですね」と気付いた。

 トラクターやトラックのタイヤ、スーパーの食品棚やコンクリート廃材などの粗大ゴミもまだまだ埋もれているという。ダイバーで漁師でもある湖北町の大村仁さん(64)は「人力だけでは限界がある。重機なども持ち込んでやるしかない」とため息をつく。

 大がかりな清掃に取りかかるには行政などの協力が不可欠だ。しかし、県の施策としてはこれまで船の不法投棄の指導、撤去はあっても湖底の清掃に主眼を置いた事業はない。琵琶湖や河川の保全にかかわる県幹部は「行政主導で湖底のゴミ調査をするのは難しいが、市民と連携すれば県や市町が協動できる可能性はある」と話す。

 琵琶湖トラストは今後も湖底ゴミの調査を続け、事業者や学校などにも幅広く協力者を募る意向だ。

 山内事務局長は「琵琶湖のゴミが誰のものかと押しつけ合っているうちに生き物たちは死んでしまう。琵琶湖のためにみんなで何ができるかを考えるきっかけにしたい」と話している。問い合わせは事務局(0740・22・1033)。

【関連ニュース番号:0909/245、9月27日】

(10月6日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091006ddlk25040438000c.html

【0910/47:がん治療】公開講座:ホスピス・緩和ケアって何? 10日に理解深める講座/近江八幡

2009-10-06 23:22:05 | Weblog
 世界ホスピス緩和ケアデー(今年は10月10日)に合わせ、近江八幡市鷹飼町南4の市勤労者福祉センター(アクティ近江八幡)で10日、公開講座「ホスピス・緩和ケアって何だろう?」が開かれる。がん患者の心と体の苦しみをやわらげるホスピスや緩和ケアについて理解してもらおうと、医師らが講演やパネルディスカッションを行う。事務局は「患者さんや家族、医療関係者ら、幅広い人たちに聴いてもらえれば」と期待している。

 県がん診療連携協議会緩和ケア推進部会と県立成人病センターが主催。大津市民病院の津田真・緩和ケア科部長が「ホスピス・緩和ケアが目指すもの」と題して基調講演する。

 パネルディスカッションでは、ともにがんを経験した県立成人病センターの堀泰祐・緩和ケア科主任部長と、ヴォーリズ記念病院の細井順・ホスピス長が「緩和ケア医が、がんを経験してわかったこと」をテーマに語る。

 午後2~4時、入場無料。問い合わせは成人病センター地域医療サービス室内の事務局(代表077・582・5031)。【中本泰代】

(10月6日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091006ddlk25040441000c.html