滋賀県産食材を用いたメニューを提供する県立大生協食堂の店長、梅田保誠(やすせい)さん(51)が10月26日、農林水産省の「地産地消の仕事人」に選定され、彦根市の同大学食堂で表彰された。コメすべてを近江米でまかなうほか、学生サークルと連携して販促キャンペーンや生産者訪問を行っている。県内で2人目となる仕事人は「人とのつながりを大切にして取り組みの輪を広げたい」と話している。
梅田さんは京都市右京区在住で、2000年から県立大生協食堂で働く。環境規格ISO14001に基づく「環境管理責任者」となり、年間約15トンのコメのほか、豆腐やしょう油、卵の4品目を彦根市や多賀町の農家、食品業者から100%仕入れるようにした。1日1100人利用の大規模食堂で今年10月の県産食材の利用が金額ベースで約20%に及ぶ点を評価された。
表彰式では、近畿農政局職員から選定証を受け取った。地産地消のポスター販促キャンペーンにともに取り組む学生サークル「EMO」メンバーの金井亮介さん(21)=彦根市大薮町=から花束を贈られると、満面の笑みを見せた。
梅田さんは「数値に追われるのではなく、いま連携している農家さんや学生さんとの関係をベースに無理をせずに取り組みを広げたい」と話している。
(10月27日付け京都新聞・電子版:同日付け中日・電子版、31日付け毎日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009102700101&genre=O1&area=S20
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20091027/CK2009102702000017.html
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091031ddlk25040566000c.html
梅田さんは京都市右京区在住で、2000年から県立大生協食堂で働く。環境規格ISO14001に基づく「環境管理責任者」となり、年間約15トンのコメのほか、豆腐やしょう油、卵の4品目を彦根市や多賀町の農家、食品業者から100%仕入れるようにした。1日1100人利用の大規模食堂で今年10月の県産食材の利用が金額ベースで約20%に及ぶ点を評価された。
表彰式では、近畿農政局職員から選定証を受け取った。地産地消のポスター販促キャンペーンにともに取り組む学生サークル「EMO」メンバーの金井亮介さん(21)=彦根市大薮町=から花束を贈られると、満面の笑みを見せた。
梅田さんは「数値に追われるのではなく、いま連携している農家さんや学生さんとの関係をベースに無理をせずに取り組みを広げたい」と話している。
(10月27日付け京都新聞・電子版:同日付け中日・電子版、31日付け毎日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009102700101&genre=O1&area=S20
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20091027/CK2009102702000017.html
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091031ddlk25040566000c.html