【写真:合同研修で、今春採用された京都府と滋賀県の職員に語りかける嘉田滋賀県知事(右端)と山田京都府知事=大津市・厚生会館】
京都府と滋賀県に今春採用された職員の合同研修が10月13日、大津市内であり、両府県の新人約130人が山田啓二、嘉田由紀子両知事と対話し、分権時代の公務員像について理解を深めた。
新人たちは12のグループに分かれて討論し、職場の問題点や組織の強み、弱みについて意見を出し合った。この後、山田、嘉田両知事の前でグループごとに討論結果を報告、自らの決意を述べた。
新人たちは「府県を超えた情報収集や専門性を磨くことが必要」「職場でのコミュニケーションを大事にしたい」などと力強く語った。
これに対し、山田知事は「よく考えれば解決策があるのに、行政には考えない仕組みがある」と指摘、官の論理に陥らないようアドバイスした。嘉田知事は「行政にはHOW(いかにやるか)の蓄積はあるが、WHY(なぜやるか)の原点がない。ここにエネルギーを注いでほしい」と強調した。
(10月13日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009101300165&genre=A2&area=S00
京都府と滋賀県に今春採用された職員の合同研修が10月13日、大津市内であり、両府県の新人約130人が山田啓二、嘉田由紀子両知事と対話し、分権時代の公務員像について理解を深めた。
新人たちは12のグループに分かれて討論し、職場の問題点や組織の強み、弱みについて意見を出し合った。この後、山田、嘉田両知事の前でグループごとに討論結果を報告、自らの決意を述べた。
新人たちは「府県を超えた情報収集や専門性を磨くことが必要」「職場でのコミュニケーションを大事にしたい」などと力強く語った。
これに対し、山田知事は「よく考えれば解決策があるのに、行政には考えない仕組みがある」と指摘、官の論理に陥らないようアドバイスした。嘉田知事は「行政にはHOW(いかにやるか)の蓄積はあるが、WHY(なぜやるか)の原点がない。ここにエネルギーを注いでほしい」と強調した。
(10月13日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009101300165&genre=A2&area=S00