滋賀銀行のシンクタンク、しがぎん経済文化センター(大津市)が9月11日発表した7~9月期の滋賀県内企業動向調査によると、業況判断DIは前期(4~6月)比7ポイント増のマイナス58となり、2年3カ月ぶりに改善した。
主力の製造業は、電気機械や一般機械などが持ち直し、同18ポイント増のマイナス57に大幅改善した。一方、非製造業はマイナス55で横ばい、建設業は公共工事の前倒し効果も息切れして同9ポイント減のマイナス68と悪化した。
経常利益DIは、製造業の改善で同3ポイント増のマイナス54と1年6カ月ぶりに上昇に転じた。ただ、仕入れ価格DIが上昇する一方で、販売価格DIは同2ポイント減のマイナス34と最低水準となっており、企業収益の圧迫が懸念されている。
次期(10~12月)の業況判断DIの見通しは、製造業、非製造業とも改善して全体でマイナス47となり、底打ちから回復の兆しがみられる。
調査は県内企業1552社に実施し、691社(回答率45%)が答えた。「よい」などと答えた企業割合から「悪い」などを引いたDI値で分析した。
(9月11日付け京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091100198&genre=B1&area=S00
主力の製造業は、電気機械や一般機械などが持ち直し、同18ポイント増のマイナス57に大幅改善した。一方、非製造業はマイナス55で横ばい、建設業は公共工事の前倒し効果も息切れして同9ポイント減のマイナス68と悪化した。
経常利益DIは、製造業の改善で同3ポイント増のマイナス54と1年6カ月ぶりに上昇に転じた。ただ、仕入れ価格DIが上昇する一方で、販売価格DIは同2ポイント減のマイナス34と最低水準となっており、企業収益の圧迫が懸念されている。
次期(10~12月)の業況判断DIの見通しは、製造業、非製造業とも改善して全体でマイナス47となり、底打ちから回復の兆しがみられる。
調査は県内企業1552社に実施し、691社(回答率45%)が答えた。「よい」などと答えた企業割合から「悪い」などを引いたDI値で分析した。
(9月11日付け京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091100198&genre=B1&area=S00