滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0909/56:人権啓発】映画「典子は、今」から27年 「今を生きる」大切さ講演

2009-09-06 23:31:19 | Weblog
■第5回人権ふれあい市民のつどい、12日八日市文化芸術会館

 「第五回人権ふれあい市民のつどい」が9月12日午後1時半から八日市文化芸術会館で開かれる。
 人権を尊重する人の輪を広げ、一にも早い「人権文化の花咲く東近江市」を目指して、同つどい実行委員会が開く。
 今回は、開会あいさつのあと、バスケットボールの練習中の事故で頚椎(けいつい)を損傷し、全身に障害を負ったが、音楽に触れることで心身共に快復。その音楽を通じて「いまを生きること」の大切さを伝えているシンガーソングライター「う~み」さんのじんけんコンサート「あなたに会えてよかった」のステージと白井のり子さんの講演「典子は、今」~あれから二十七年、今を生きる~が開かれる。

 白井さんは、1981年に封切られた映画「典子は、今」に出演。サリドマイド被害に苦悩しながら人間として立派に生きる姿をドキュメンタリー風に描いた映画は大ヒットし、人々に深い感銘を与えた。

 講演では、仕事、結婚、育児を経験して講演活動を開始した白井さんから「命の大切さ」や「生きることのすばらしさ」の話しに耳を傾ける。

 入場無料。問い合わせは、市人権啓発課(TEL24―5673)へ。

(9月6日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0002358



【0909/55:リゾート開発中止】草津市など公的利用で検討開始/リゾート頓挫の烏丸半島

2009-09-06 23:14:12 | Weblog
【写真:利用方針の検討が始まった烏丸半島の土地(草津市下物町)】

 民間資金によるリゾート開発が失敗した草津市の烏丸半島の土地(約9ヘクタール)の具体的な利用に向けた検討を、滋賀県や市が始めた。今後は公的利用をはかる方針だが、県などの財政難もあり、具体的なプラン策定には時間がかかるとみられる。

 ■財政難に道のり遠く

 検討を始めたのは県と草津市、土地を所有する独立行政法人水資源機構の3者。6月に担当者による協議を初めて行った。今後も話し合いを持つが、結論を出す時期などは未定という。

 土地は、1989年に民間活用を想定して県などが設立した第三セクターが、民間資金によるリゾート開発を前提とした利用構想を進めていた。その後、バブル景気の破たんなどで計画が頓挫し、昨年には第三セクターも解散した。

 現在、具体的なプランは浮上していないが、県は「これまでの経緯から、再度の民間開発は考えにくい」(環境政策課)としている。琵琶湖博物館や草津市立水生植物公園が隣接しており「公園や環境学習施設などが候補になるのでは」(水資源機構)という見方が強く、公的な利用が前提となりそうだ。

 ただ、土地や施設整備の負担先や運営体制など、3者間での協議事項も多く、具体化への道筋をつけるのは当面先になる見通しだ。県は「放っておくにはもったいない立地と広さ。財政難だが、前向きに利用を検討したい」(環境政策課)としている。

【関連ニュース番号:0906/137、6月16日;0904/180、4月24日、0903/187、3月26日など】

(9月6日付け京都新聞)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009090600027&genre=A2&area=S00

【0909/54:海外貧困問題】ちゃりんこプレゼン:世界の貧困に関心を

2009-09-06 23:06:36 | Weblog
■高島→近畿横断、各地で募金やPR 

 ◇高島→自転車で近畿横断340キロ→西宮
 ◇関学大有志が企画、あす高島をスタート

 海外の貧困問題への関心を深めてもらおうと、関西学院大学の国際ボランティア団体の学生らが9月7日、自転車で近畿を横断し高校での講演や募金活動を行う「ちゃりんこプレゼン2009」を高島市からスタートさせる。ゴールの兵庫県西宮市まで約340キロ以上の過酷な道のり。学生たちは「若い世代が海外の貧困地域の現状を知るきっかけを作りたい」と意気込んでいる。

 企画したのは、同大のサークル「関西学院上ケ原ハビタット」の約40人。フィリピンやタイなど発展途上国の貧困地域を訪問し、家屋建設の手伝いや、子どもたちとの交流といった活動を続けている。自転車横断企画は「現地で学んだことを1人でも多くの人に伝えたい」と、03年から隔年で開催している。

 滋賀県を走行ルートに含むのは今回が初めて。7日に高島市を出発後、琵琶湖の清掃活動に参加。8日に長浜高を訪れ、9日にはJR南草津駅前で街頭募金を呼び掛ける。

 長浜高では、生徒会や「ボランティア部」の生徒ら約50人に、先月訪れたフィリピンの孤児院の様子を説明するほか、一緒に地域の清掃活動も行う予定。サークル代表の文学部3年、辻本友紀子さん(20)は「私たちの体験を通じて、高校生の視野を広げ、勇気を持って一歩踏み出せば新しい世界が見えることを伝えたい」と話している。

 一行は京都や大阪、兵庫でも活動し、17日に西宮市に到達する予定。【豊田将志】

(9月6日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090906ddlk25040278000c.html