滋賀刑務所(大津市)は9月18日、受刑者の男(56)が急性腹膜炎で死亡したと発表しました。
刑務所によると、看守が9月16日午後10時前、巡回中に受刑者がベッドでぐったりしているのに気付きました。受刑者は心肺停止状態で、救急車で病院に運びましたが、間もなく死亡が確認されました。
受刑者は同日午前2時10分ごろから腹痛を訴えていました。看守は2度、薬を与えましたが、医師の診察は受けさせていませんでした。十二指腸潰瘍(かいよう)だったとされています。滋賀刑務所の山川道雄総務部長は「休日に急病人が出た場合は当直責任者に連絡しなければならないが、現場の判断で薬を与えてしまった」と話しています。
(9月19日付け京都新聞が報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007091900060&genre=C4&area=S10