滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0707/46:新幹線新駅問題】地権者らが話し合いの場を嘉田知事に要望

2007-07-12 00:28:29 | Weblog

栗東市の新幹線新駅予定地周辺の地権者5人が7月10日、大津市の滋賀県庁で、地元の4自治会とそれぞれ話し合いの場を持つよう、嘉田由紀子知事に要望しました。嘉田知事は「できるだけ早い時期に」と了承しました(関連ニュース番号0707/04、7月2日)。

蜂屋自治会の中井建夫会長によると、地権者が「駅がないと土地区画整理事業は意味がなくなる」などと訴えたが、嘉田知事から明確な回答はなかったとのことです。

(7月11日付け京都新聞が報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071100056&genre=A2&area=S00

【0707/45:展覧会案内】大津歴史博物館で「大津事件」(ロシア皇太子襲撃事件、1891)の企画展

2007-07-12 00:23:52 | Weblog

1891(明治24)年5月、ロシア皇太子ニコライを津田三蔵巡査が切りつけた大津事件のミニ企画展が7月10日、大津市の市歴史博物館で始まりました。藤堂藩の江戸詰めの藩医であった父長庵が幼い三蔵ら家族を連れ、上野(現三重県伊賀市)に戻る様子を記した道中記など新資料計9点を含む53点が展示されています。

企画展は「津田三蔵と大津事件」。三蔵の藩校入学許可書など新資料のほか、三蔵が事件で使ったサーベルやニコライが傷を押さえた血染めのハンカチなどが展示されています。9月2日まで(月曜休館)。観覧料有料。問い合わせは、同博物館Tel:077(521)2100。

(7月11日付け京都新聞が報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071000161&genre=K1&area=S10

【0707/44:新幹線新駅問題】嘉田知事がJRの見解を歓迎、「請願駅は寄付、損害賠償発生せず」

2007-07-12 00:12:03 | Weblog

栗東市の新幹線新駅問題で、JR東海の松本正之社長が新駅建設を中止した場合に損害賠償請求する可能性が低いとの見通しを示したことについて、滋賀県の嘉田由紀子知事は7月10日の定例記者会見で「ありがたいと思う」と歓迎しました(関連ニュース番号0707/37、7月11日)。

嘉田知事は「(新駅工事で)JR側が負担した費用は、(地元の)負担金で精算される。JRは追加費用が発生しないよう現地事務所を閉めるなどしている」と述べ、損害賠償は発生しないとの考えを示しました。

駅を建設しない場合に逸失利益や慰謝料が必要になるのではとの指摘については、「請願駅というのは1種の寄付行為であり、JR東海が逸失利益を求めるのは法的に難しいと思う」と述べました。

一方、新駅推進を主張する栗東市の国松正一市長あてに「新駅を中止しろ」などと書かれた脅迫文が届いたことについて、「暴力に訴えて意見を封じることはあってはならない」と述べました。

(7月11日付け京都、産経、読売、朝日など各紙が報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071000100&genre=A2&area=S00

http://www.sankei.co.jp/chiho/shiga/070711/shg070711000.htm

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news004.htm