公設民営の滋賀会館シネマホール(大津市)は、平成15年6月の民営化から四周年を迎えました。開館から連続三年間、三百万円台の赤字を計上してきましたが、18年度は入場者数が過去最高の2万6000人まで伸びたこともあって、年間赤字を50万円まで大幅に縮小することができました。
滋賀会館シネマファンクラブ代表の中川学氏は「黒字化直前の水準まで達した。これは上映担当の民間企業(RCS)の営業努力とソフト面で盛り上げるシネマファンクラブの存在と活動、また施設の指定管理者制度導入後、見え始めた滋賀県文化振興事業団の意識の変化がかみ合いはじめた兆し」としています。
(7月3日付け滋賀報知が報道)
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n070703.html#1