野菜の種を蒔いて4日くらい経ちました。キャベツやレタス等早いものは発芽を始めています。3月になると太陽の力が強くなり、ハウス内の温度が急上昇します。ハウスの中にビニールトンネルを張っているので、トンネルの中はアットいう間に60℃70℃に上がり、野菜が全滅する事があるので、常に空を見ています。急に寒くなって枯れるという事は無いので、出かけるときは、ハウスを全開にして出かけます。
ここ2~3日暖かい日が続きますが、それまでは毎日寒く、朝から晩までダルマストーブを焚いて野菜の種を蒔きました。以前は風呂を薪で沸かしていたので、薪が沢山作って有ります。今ではオール電化になっているので薪を使う事がありません。幾ら使っても5年位は有りそうです。
2月7日に仕込んだどぶろくを、今日搾る事にしました。仕込んでから20日間寝せてから搾ります。まだ発酵していて炭酸ガスがでています。搾った物をビンに入れて栓をしておくと、シャンペンのように栓が飛んでしまいます.当分の間焼物で作ったカメに入れて保存します。飲んでみると炭酸がべろにしみ、若いと感じます。まだ美味しくなっていませんが、もう少し寝かせておくと美味しく成ります。
1月27日に醤油を仕込んで1ヶ月が過ぎました。白い大豆と白い小麦で麹を作り、塩水で漬け込んでいます。それが日に日に黒くなっていき、8ヶ月で醤油の色と味になるはずですが、初めての事でまだ解りません。チョット食べてみるとしょっぱいのですが、わずかに醤油の味がします。子供の頃はどこの家でも醤油を造っていました。搾る前のモロミをご飯に乗せて食べた記憶がありますが、美味しかったかどうかは覚えていません。
2月の下旬から野菜の種蒔きを始めます。ハウスの中にビニールトンネルを作り、床に電熱シートを引いてサーモスタットで温度を25℃に設定します。野菜によって蒔き方はイロイロですが、キャベツの場合128穴トレイにサカタのスーパー培土を入れて1粒ずつ種を蒔きます。1ヶ月育ててから10cmのポットに植え替えて出荷します。
私の所では稲の苗を自分のうちで作っています。作付け面積が1ha程なので、苗箱で200枚ですが、近所の人から頼まれて、650枚ほど作ります。稲の育苗培土を殆どの方は購入しますが、私は山から黒ボクといわれる火山灰土を掘ってきます。20日間かけて自然乾燥して、フルイにかけてから肥料と農薬を混ぜ、排水を良くする為に25%真砂土を入れます。育苗培土が出来上がりです。
4月初めに種蒔きをします。
4月初めに種蒔きをします。
34年前娘が産まれた時、実家に黒松の木を植えました。その頃広島に居たので、松の木の手入れが余り出来なかったのですが、実家に帰って10年 少しずつ形を作ってやっと門かぶりの格好になってきました。冬の間に剪定して余分な枝を切っておくと、夏の間枝が暴れなくて1年間ゆっくり成長します。
2月末までにハウスに電熱シートをひいて、野菜の種を蒔きます。今は外気温が低いので種を蒔いても発芽しません。昔は山桜の花が咲く頃種を蒔いたそうですが、今では温床で発芽温度まで高くして発芽させます。種を蒔いて2週間くらいすると、本葉が出てくるので、ポットに植え替えをします。
ハウスの中で大きくしてから出荷します。
ハウスの中で大きくしてから出荷します。
この間まで柱を刻んでいたのですが、やっと建前をする事が出来ました。ホソは角ノミ機で掘るので殆ど規格通りに掘れるのですが、ダボは電気ノコで切るので全部寸法通りと言う訳にはいかず、入り難かったり簡単に入ったりでまちまちです。入り難い所は木槌で叩き込んで何とか建てる事が出来ました。昔の大工は釘も使わなかったそうですが、私は柱のつなぎ部分は全部12mmのボルトで止めています。直角を出す為に火打ち金物を使い強度を高めました。これから垂木を打ち、屋根板を張ってトタンか強化プラスチックの波板を張ります。廻りを板か波トタンを張って完成です。