くくりワナに鹿が掛かりました。
くくりワナはイノシシや鹿の通り道に20センチ程の穴を掘り、深さも20センチで穴の上に蓋をして、4mmのワイヤーでわさを作り蓋を踏むと、バネでわさが閉まりイノシシや鹿の足くびをしめ逃げられなくなる仕掛けです。
掛かった鹿を散弾銃で留めざしをして殺します。可愛い顔をしているので可哀想だと思うのですが、夏の間に稲を食べられ大豆を食べられ多くの被害が出ています。勿論鹿が農作物に被害を与えているという意識は無いのですが、農民としては我慢できない出来事で、駆除するのは仕方ない事です。
殺してから30紛以内に内臓を出します。腹を開いて中に手を入れると、内臓が熱く生きていた事を実感します。すぐに風呂桶の使わなくなった物に、水を入れてその中に鹿をいれて体温を下げます。半日水で冷やしてから解体します。
皆に電話して鹿が捕れたけど「要る」というとみんな「要らない」といい穴を掘って埋めるしか無いかも解りません。今は風呂の中でどうされるか待っています。
料理の紹介で高級食材と言っていますが、美味しくないのであまり食べたいという人は居ません。