ジビエ料理 イノシシの内臓で「でんがく」を作った

これまでイノシシを獲っても、皮をむいてイロイロな部位の肉を取りますが、内臓は殆ど捨てていました。たまには心臓を取ったり、レバーを取ったりしていましたが、肉が沢山有るので内臓まで取ろうとは思いませんでした。昔広島に居た頃福島町に場が有り、その前に内臓を天ぷらにして売る店が有りました。内臓を煮た「でんがく」が人気で行列が出来ていました。内臓は肺・腸・胃袋・食道等でゆでてから小さく切って、塩だけで煮た物でした。食べる時はネギと唐辛子を入れて食べますが、それまで食べた事のない食感と味で、シッカリはまってしまいました。屠場は商工センターに移転しましたが、店は今でも営業しているので、広島に行くと必ず寄ります。今回の「でんだく」は思ったより美味しく、内臓は美味しい食材だと認識しました。