子世帯が自宅の新築を考えるような年齢になる頃、親世帯は60~70代であることが多い。かつてあんなに元気だった親が、身体の衰えを感じ始める頃と言ってもいいだろう。
この状況の変化に子世帯は「いずれは親の面倒を見なければ」と考えるもの。そのときが二世帯住宅を検討する絶好のタイミング。この時期を逃すと二世帯住宅への建替えを逃すということも言えるのだ。

親は子供に相談無く水廻りのリフォームや耐震補強をすることがある。なので子世帯は二世帯住宅建替えを考え始めたら、具体的でなくても「二世帯」の話題を出しておくことが重要。
かつて親世帯が住宅を建てたのは40歳前後が多くそのとき子供は小学生。その子供が40代後半で家を建替えようとしたら、その時点で親が建てた家は築35年を迎えてるはずである。
築35年を迎えた人が退職金等で家を建替える理由は、寒さ、暑さ、耐震性もさることながら、間取りが不便、使わない部屋が多い、古くさいというような心象的理由を挙げる。
つまりは、ライフスタイルの変化に耐えられるかが影響しているといっても過言ではないのだ。
だからといって、新築時に将来のことまで見据えて家を建てるかといったらそこまで考えは及ばず限界がある。ライフスタイルの変遷を考えると、家はリフォームするものと思ってもいいのかもしれない。
しかし二世帯住宅であれば、35年後親世帯が使っていたスペースを子世帯が使い、子世帯が使っていたスペースをその子供が使うことを念頭において家を建てることができる。
このように二世帯住宅はスペースの循環をさせることにより、長期(35年×2サイクル)70年スパンで住み継ぐことができると考えていいだろう。
今のストック時代に二世帯住宅は、上手く循環する住宅になるのではないかと思う。
~つづく~
関連ブログ
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-各々の理由とその背景
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-どちらの親と住むのか
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-同居プログラム
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-共用空間
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-完全分離プラン
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-バリアフリー
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-コストメリット
この状況の変化に子世帯は「いずれは親の面倒を見なければ」と考えるもの。そのときが二世帯住宅を検討する絶好のタイミング。この時期を逃すと二世帯住宅への建替えを逃すということも言えるのだ。

親は子供に相談無く水廻りのリフォームや耐震補強をすることがある。なので子世帯は二世帯住宅建替えを考え始めたら、具体的でなくても「二世帯」の話題を出しておくことが重要。
かつて親世帯が住宅を建てたのは40歳前後が多くそのとき子供は小学生。その子供が40代後半で家を建替えようとしたら、その時点で親が建てた家は築35年を迎えてるはずである。
築35年を迎えた人が退職金等で家を建替える理由は、寒さ、暑さ、耐震性もさることながら、間取りが不便、使わない部屋が多い、古くさいというような心象的理由を挙げる。
つまりは、ライフスタイルの変化に耐えられるかが影響しているといっても過言ではないのだ。
だからといって、新築時に将来のことまで見据えて家を建てるかといったらそこまで考えは及ばず限界がある。ライフスタイルの変遷を考えると、家はリフォームするものと思ってもいいのかもしれない。
しかし二世帯住宅であれば、35年後親世帯が使っていたスペースを子世帯が使い、子世帯が使っていたスペースをその子供が使うことを念頭において家を建てることができる。
このように二世帯住宅はスペースの循環をさせることにより、長期(35年×2サイクル)70年スパンで住み継ぐことができると考えていいだろう。
今のストック時代に二世帯住宅は、上手く循環する住宅になるのではないかと思う。
~つづく~
関連ブログ
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-各々の理由とその背景
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-どちらの親と住むのか
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-同居プログラム
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-共用空間
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-完全分離プラン
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-バリアフリー
・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-コストメリット