徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

3が好きな日本人

2015-01-29 08:30:16 | 今日のひとり言・雑談
 日本人は「3」が好きな人種なんだそうです。言われてみれば、日本三大〇〇、世界三大〇〇、御三家、三人娘、のように3つをひとくくりによくします。

 話す時はポイントを3つぐらいに絞ったほうがいいと良く上司に教えられたし…。「早起きは三文の得」、「石の上にも三年」、「三度目の正直」など3の付く諺も多い。

 

 一説によると日本に古くからある「陰陽思想」の影響だと言われています。陰陽思想では奇数が陽、偶数が陰であり、奇数を陽数として尊び、偶数を陰数として嫌うそうなんです。

 三三九度や七五三といったおめでたい儀式に奇数がつかわれているのもそのせいで、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日もおめでたい日になっています。

 陰陽思想では「一」は物事の始まりを表す神聖な数字、そして「三」はその次に最も区切りがよく、しかも縁起のいい奇数です。だから「三」の人気が高いのだと推測されています。

 一方で、3は「満つ」や「充つ」に通じる非常におめでたい数だとする説もある。いずれにせよ、日本人は「3」が好きなんです。

 そういう私も、背番号3って憧れました。長嶋さんではなく、私は清原世代ですけど…。
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世代交代はできるのか

2015-01-27 08:50:03 | 今日のひとり言・雑談
 8強止まりに終わったアギーレ・ジャパンのアジアカップ。19年ぶりの早期敗退となった。

 アギーレ監督が招聘された直後の代表メンバーは、フレッシュな顔が並んだなという印象だったが、アジアカップを見据えた時期になって以前のメンバーにガラッと変わった。

 勝つことと育てることを同時に行うことは難しいが、あまりにも目先の勝利優先に方向転換し過ぎではと思った。アジアカップをTV観戦するに伴いその問題は顕著に感じた。

 中盤の要、遠藤。今回は今までよりも高い位置での起用だった。攻撃の起点になって欲しいということだろう。遠藤の動きは年齢を感じさせない十分なものであった。

 

 戦況を判断ながらの遠藤の硬軟自在のパス、そして時にはシュートを積極的に打ってくる姿はさすがと思えるほど冴えていた。ベテランの経験と言ってしまえばそれまでだか…。試合終盤に遠藤がベンチに下がると、極端に攻撃のリズムが悪くなる。

 チーム全体の状況を判断し、全体の速さを切り替える役割をできるのは、本田でも香川でもなく残念ながら彼しかいなかった。

 彼も明日28日に35歳を迎える。その遠藤も2006年ドイツW杯では唯一、フィールドプレーヤーで出番がないという辛酸を舐めさせられた。それがあったから今があるのかもしれない。

 遠藤に代わる逸材として柴崎の名前が挙がるが、まだJAPANのレギュラーとして信頼を得ていない。この大会の敗戦をいい機会として柴崎を固定してもいいのではと思うが、アギーレの目にはどう映っているのか。

 乾、武藤、そしていつになっても代表に招集されない宇佐美…。この敗戦が若手にはいいチャンスになることを願うのである。

 
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内窓

2015-01-23 09:22:42 | 今日のひとり言・雑談
 当事務所は築35年ほどの建物。私の親父が大工作業場として建てたものである。私が事務所を興すときに、その一角をリフォームして今に至っている。

 無論、断熱性能は当時の仕様のままであるから低いに決まっている。人の住宅を設計する上で断熱・気密性能を考慮しながらも、自分の居場所はというと昔のまんま。

 作業をしていても冬はいたって冷えを感じる。私のデスクの横には上下二段の窓があるが、足元への冷気は作業効率に支障をきたしていることは言うまでもない。

 事務所を起こして7年。やっとその私の横の窓に手を入れた…。

 

 昔ながらのアルミサッシ(単板ガラス)に樹脂製の内窓を設置し二重窓に。いつもお世話になってるサッシ屋さんの設計施工で、施主は工事を見守るだけ…笑。

 少しはこれで作業効率が上がるのではと施主は考えている。作業効率が上がり、仕事が増えると万々歳なのだが…。
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各セクションとの打合せ

2015-01-21 08:55:11 | 建築つれづれ…
 只今粛々と進めている設計中のプロジェクト。基本設計が固まったところで電気設計、設備設計の担当と打合せ。

 電気は主に照明器具の選定と配置計画、設備は冷暖房システムの検討。今回は始めての冷暖房システムにチャレンジしてみようと思っている。そこで設備設計担当と色々と議論。

 理想を追い求めればコストがかさんでいく。そのシステムとコストのバランスを考慮しつつ、快適な冷暖房環境を検討していく。それを再度建物の断熱や気密にフィードバック。

 照明は法的なものをクリアし、空間演出としての照明計画と各室の用途に合った照度の確保を念頭に計画を練る。

 

 そんな打合せが続き、午前中から始まった打合せはお昼をとうに回った頃に終了。

 クリエイティブなことを目指し、どんな方法、計画が今回の設計に一番アジャストするか。打合せで終わる訳ではないので設計作業が続くのだが、間違いなくこの日の打合せは充実感が残った。

 照明計画、コンセント・スイッチ類の配置、冷暖房システム…方向性は決まった。あとはクライアントと協議して決定という階段を昇る。

 クライアントには見えないところで、各セクションとの打合せは行われる。この他にも製品メーカーや専門工事業者との打合せもある。こんな作業が折り重なって一つの建築が現実になって行く。

 さて、今からクライアントとの協議が楽しみになってきた。
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相棒

2015-01-19 08:57:56 | 建築つれづれ…
 我々の建築家という仕事…、パソコンに向かう時間は一日の中でかなりの時間を裂く。この仕事を始めた若い頃、直ぐに眼が悪くなるのだろうと思っていた。

 それから25年、視力は当時とほぼ変わらない。しかし、疲れ目(眼精疲労)、老眼とアラフィフの身体は違うものに蝕まれ始めている。

 老眼は初期の段階でまだ老眼鏡をかけるほどではない、という眼鏡屋さんの言葉に胸をなでおろしたものの、疲れ目はひどくなる。ひどいときは眼精疲労から肩凝り、頭痛とダブルパンチであった。そこで愛用しているがPC用の眼鏡。

 

 かれこれかけてから2年と少し。既に仕事中は切っても切り離せないものとなった。事務所で関係者の方と打合せすると老眼鏡と間違われる。これもアラフィフの悲しい性か…。

 しかしこれをかけてから、眼精疲労はめっきり少なくなった。以前は仕事が終わり、自宅でゆっくりしているとTVがかすんで見えないこともしばしば。気付くと涙目になってることも。今はそういったこともない。

 私にとっては、良き相棒。今度相棒を変えるときは、もしかすると老眼入りかもしれない…苦笑。さて、今日もこの良き相棒と共に仕事に奮闘することにする。

 
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