ボルダリングのあるイエ 2022.4.9～上棟式

　4月9日（土）大安吉日、快晴。ボルダリングのあるイエは、この日上棟式を迎えた。

　ものの3日間であっという間に建て方が工事が終了し、この日の上棟式。

　出席者はクライアント家族とクライアントの親夫婦。

　

　快晴に恵まれたこの日は、屋根の上から壮大に鳥海山が姿を現している。まさに上棟式日和。

　施工会社の営業担当者と大工さんが、忙しなく上棟式の準備に右往左往。

　準備も整い屋根へと上がり、大工さんの掛け声で式が始まった。

　

　大工さん、クライアント、私が玉串を奉納し無事式は終了。

　予定では餅撒きはしないとのことだったが、施工会社の営業の方が五円玉と餅を準備してくれていたので餅撒きを敢行。

　下で待っているのは、クライアントのお子さんと親夫婦。

　お子さんはお餅に大はしゃぎで、取ったお餅を離そうとしない。かなり気に入ってる様子。

　餅撒きはやらない方針だったが、そんな姿を目にするとやってよかったなと感じた。

　さて完成までもう2ヶ月。年明けに始まった工事も、もう追い込みの時期になった。

　クライアントとの決め事も8～9割終了している。あとは工事関係者に施工を頑張ってもらうだけとなった。

1年検査で予想外の発見

　昨年引渡しを終えた庭が連なる平屋の1年検査を行った。

　久しぶりの面々とクライアントの顔を見ながら懐かしさが込み上げる。

　

　引渡しの後の最初の冬が大雪で、かなり寒い冬となったが住み心地には満足しているという。うれしい限りである。

　数点是正項目はあるものの難しい内容はなく、施工会社の担当者で是正工事の手配をかける。

　さてこの家、タイトルでもわかるように庭が5つある。

　出迎えの庭、もてなしの庭、彩りの庭、やすらぎの庭、いこいの庭とそれぞれに名前がついている。

　庭がたくさんあって、さぞかし落ち着いた生活をされているのではと想像していた。

　確かに庭を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてはいるようだが、奥さんが一言…。

　庭に野良猫が来て糞をして行って困ってるんですよ…苦笑

　我が家と同じだ…。我が家もここ数年、野良猫の糞と格闘中…泣。

　確かに出迎えの庭に、野良猫防止グッズが置いてあったのを私は見逃さなかったのである…。　

ボルダリングのあるイエ 2022.3.31～建て方工事

　基礎工事が完了してからゆうに1か月以上経った。

　プレカットの打合せがスムーズにいかず、工事日程を組みかえながら骨組みの図面をチェックしやり取りすること2週間。

　そしてこの日から建て方工事が始まった。

　先ずは土台の据え付けだが、現場に搬入されている壁パネルを見せてもらう。

　

　壁パネルが工場で製作され、天井下地組も工場で製作されていた。これなら建て込みも早いはず。

　土台の据え付けの次の日に再び現場を訪れると、作業開始から1時間半ほどで1階の壁パネルがほぼ設置完了していた。

　

　はやり予想通り早い…驚愕の速さである。土台を据え付け終了後、3日間であっという間に形になった…。

　

　以前、基礎も骨組みも工場製作する某ハウスメーカーの住宅をプラモデル住宅と表現したことがある。

　これももはやプラモデルに近いと感じた。

　工事現場で材料の他にお金がかかるのは職人の手間。この工法で有れば手間賃が安く済むのは歴然としている。

　私自身、初めての枠組壁工法であるが、これならこれで一つの回答だろう。

　しかし、早いわ…。もうすぐ上棟式である。