気配を感じ合うイエ現場日記171221～地盤改良工事の比較

　先日地鎮祭を行った気配を感じ合うイエ。工事を行う前にひとつ宿題が残っていた。

　それは地盤改良工事の要否。既存住宅があった為地盤調査ができずにいたのだ。

　

　地鎮祭を終えてすぐに地盤調査を行い先日結果が出た。

　全部で6ヶ所調査を行ったが、お世辞にも2ヶ所はいい地盤と言えない。

　調査を行い地盤改良工事の工法・見積を提示したのは全国シェアの地盤改良工事グループ。

　地盤改良方法、金額にも少し疑問が残ったので、地元の知ってる地盤改良工事屋さんの社長に連絡を入れる。

　すぐに飛んできた社長に相談し、その日の夕方に見積を提出してくれることに。

　材料の数量等々を見直ししてくれ、地元ということで出張費等の経費も安くなった。時間の無いところで安い金額を提示してありがたい。

　しかも施工可能な日時も当初よりも1週間早く施工可能。ここでも社長は頑張ってくれた。

　その夜、地盤調査報告書と地盤改良方法、見積金額を持ってクライアントと打合せ。

　3種類の中から、最終に提示した地元の地盤改良屋さんの方法、見積で了解を得た。

　やっぱり、顔が見える人と打合せするって大事なのかもしれない。大手企業は中々顔が見えず、担当者もすぐに変わるし…。

　狭いコミュニティで活きて行くって、こんなことから始まるんだなとつくづく思った。

　



　

プレゼン、出張先での心強い新相棒

　仕事で持ち歩くノートパソコン。プレゼンや打合せ先でCGを見せたり、出張先ではメールや書類の作成・チェックといい仕事をしてくれた。

　そのノートパソコンもこのところ動きが悪い。色んなソフトを搭載した関係で能力が追いつかなくなって来ていた。

　もう使用して5年ぐらい経っている…。

　

　そこで先週末にグラフィック系とCPUを強化したモノに移行を試みた。

　以前のものより薄くで軽量。しかも頭もいいときている。マウスも有線から無線仕様に。

　移行の日は半日以上、時間を取られ私の仕事は滞ったがこれは想定内。

　バージョンアップしたノートパソコン。これでプレゼンも出張もお任せあれ。

　最初のお披露目は近々予定されている仙台出張となりそうだ。

　気付いたら事務所のPCよりグラフィック系は間違いなく能力が高い。

　次は3年経過しているPCの番か…。さすがにいつも使っているPCの方が能力高くないと本末転倒とも言えるが…。

　このいたちごっこはいつまでも続きそうだ。

　

ゆったりとしたカフェ空間でお弁当～mamma cafe Bremen～

　昨年の7月にオープンした、mamma cafe Bremen。自宅住居部分をリノベーション設計をさせて頂いた。

　もう既に引渡してから1年半。オファーを頂いてからは丸2年になる。

　

　この日は久しぶりに、とある集まりで駆けつけた。いつものメンバー6人に新規メンバー2人の出席。

　打合せの前にこのカフェ自慢のお弁当を頂く。

　この店のお食事はこのお弁当の1メニューのみ。このお弁当がホッとする内容で好評を得ているのだ。

　ゆったりと落ち着ける空間でホッとする身体に優しそうなお弁当。

　

　そして食後にはこれもオーナー手作りのスウィーツを御相伴になる。酒粕の入ったケーキが身と心にしみこんだ。

　打合せはそんなお弁当とスウィーツで癒された後にいつものように和気藹々と進む。

　何かを決めるかというような打合せではなく、みんなの近況と共にSNSの話題を中心にざっくばらんに色んな話を。

　mamma cafe Bremen、オーナーの人柄がにじみ出ているカフェ。今一度行ってみて下さい。火、水曜日は定休日なのでご注意を。

気配を感じ合うイエ、地鎮祭を執り行いました。

　先週末「気配を感じ合うイエ」の地鎮祭を行いました。

　11月下旬から既存住宅の解体工事を始め、日取りの良いこの日に無事地鎮祭挙行。

　
　
　スケジュール表を確認すると、最初にクライアントにお会いしたのは昨年の9月末。

　11月にファーストプレゼンを行い、正式に設計依頼の連絡を頂いたのが昨年末。

　ここまで来るのに何だかんだで1年以上掛かりました。

　しかしその年月を経ても、3歳のお子さんはまだ私にはなついてくれません。苦笑

　この点ではまだまだ努力が必要のよう…。

　親子二世帯の思いを受け止め、これからの約半年間安全に工事を進めて行きます。

　

　

さあこの案で勝負、ファーストプレゼン。

　10月末にお会いしヒアリングを行った案件。先日、クライアントの方にファーストプレゼンを行った。

　敷地は酒田市内の新興住宅街の一角。

　

　ヒアリングのときにクライアントと共に敷地を確認したが、立案時にも数回足を運んだ。

　敷地から受けるイメージや周辺環境を再度確認するためにだ。

　よく刑事ドラマで刑事の方がよく現場100回と言ってるのに似ている。我々も立案時に迷ったとき、行き詰ったときこうして敷地を見に来る。

　自分の考えていること、アイディア、案の方向性が間違っていないか…それらを確信しに若しくは新しいひらめきを求めて。

　そうやって立案した提案書、CG、模型を携えてプレゼンに臨んだ。

　目の前にいるクライアントはどんな案が提示されるのか興味津々。私もワクワクしながら、自分の生の言葉でクライアントに伝える。

　プレゼンが終わると、クライアントから労いの言葉と案に対する感想を頂いた。

　クライアントの口からはネガティブな言葉はほぼ無かった。感触は悪くない。

　クリスマスプレゼント、若しくはお年玉となるのか、果報は寝て待つこととする…。