徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

オープンハウスのご案内

2014-01-31 08:14:03 | 建築つれづれ…
 このブログでも紹介してきた「らせんに広がるイエ」が、クライアントのご厚意によりオープンハウスを開催することとなりました。見学は完全予約制です。見学希望の方はお名前、人数、連絡先、希望日時・時間を下記まで御連絡下さい。追って場所の詳細をご連絡します。

    

らせんに広がるイエ(山形県酒田市)
2月 8日(土)①13:00 ②14:00 ③15:00
2月 9日(日)①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00
2月10日(月)①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00
2月11日(火)①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00

お問い合わせ
I・N設計スタジオ 担当:碇谷
 TEL/FAX 0234-31-9440
 E-mail info@in-archi-studio.com

建築家との家づくりに興味のある方、是非この機会にご参加下さい。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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本田に見るグローバル日本人

2014-01-29 08:56:03 | 今日のひとり言・雑談
 イタリアの名門、ACミランに移籍した本田圭佑。デビュー早々にゴールやアシストを決めるなど、活躍が報道され日本人としては嬉しい限りだ。

 時として、ビッグマウスだとか、格好つけすぎとメディアのやり玉に挙げられることもしばしば。しかし、本田のように自信にあふれた選手はめったにいない。W杯優勝を公言してはばからない姿は、今までの日本人像を覆す感じがする。彼の言葉には力がある。今まで結果を出してきた自信からか、または自分あるいはチームを鼓舞する意味もあるのだろう。

 イタリアから送られてくる映像を見ると、チームメートと和やかに練習する姿、チームメートに叱咤する姿が流れ、チームに溶け込むのも早いものだ。積極性の賜物、日本人もグローバルになったものだと…。

 昔からの日本人のイメージ、日本文化は、奥ゆかしく、はっきりとモノを言わないことが美学と受け取られてきた。しかし今やそれとは違う美学が彼にはある。激しい競争の中に入って行き、そこで勝たなければならない。その為には、強い自己主張というものは必要なのだろう。本人は意識してなくとも、世界を見据え、競争してきた中で自然と自我の中に芽生え育んできたものなのだろう。

 もはや、イタリアサッカー界でも彼は「日本人」として扱われていない。「日本人は下手くそ」というレッテルはもうないのだ。世界のサッカー界が本田を通して、日本のサッカーを受け入れ始めた証拠なのだ。グローバル化する日本人、その代表が本田圭佑かもしれない。
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月と暮らす庵現場日記 140123

2014-01-27 08:51:03 | 今日の現場
 昨年内に杭工事を終えた月と暮らす庵(イエ)。今年に入って、基礎の鉄筋組立、基礎底板のコンクリート打設を終えた。この日は基礎の立上りコンクリートの打設。

    

 今年は雪が少なく作業も例年に比べやり易い。昨年、一昨年のような豪雪では、現場内の除雪作業をして一日が終わることもしばしば。しかし、そんな中でもコンクリートの打設には気を使う。コンクリートを打設しては養生をする。その繰り返し。

 基礎底板を打設した日は、常に雪が舞って時には吹雪。部分的にコンクリートを打設し、左官屋さんが均したら雪が積もらぬよう養生。その繰り返しの一日であった。それに比べれば、この日の天気は穏やかでたまに雪がちらつく程度。こんな天気であれば、一気に打設を終え養生すればOKである。

 さて、上棟の予定は2月中旬。今回の大工さんは、前の現場からのスライドのようだ。私の考えややり方が頭に入っているのでやり易い。一番寒い時期の上棟になるが、大工さんに頑張ってもらいましょう。
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大型契約が落とす陰…

2014-01-24 08:48:03 | 愛しき野球おバカ達
 マー君がヤンキースに決まった。7年161億円の大型契約。ピッチャー難のこの時代、日本人ピッチャーの相場も高騰し、日本人として彼のことを誇りに思うし契約内容に恥じないように頑張ってもらいたいものだ。

 今までの日本人メジャーリーガーの最高契約は、イチローの5年122億円だという。それと比べれば破格値ということがわかる。しかもイチローはメジャーで実績を上げてからの契約。彼は未だメジャーで1球も投げてないピッチャーなのだ。

 しかし、私の中には疑念が残る。疑念の種はシステムの変わった今回のポスティングシステム。メディア上ではこの制度の変更点を解説してたようだが、すんなりとは理解できてなかった。そして、実際行われた制度と一連の田中投手、楽天球団の対応。少なからず疑問が残った。ポスティングシステムとは入札制度。入札した日はいつなのか?何球団入札に応じたのか?

 田中投手は、年明けに渡米し数球団と交渉を行った。応札した球団もわからないし、上限20億円と設定された入札額もどの球団が札を入れたのかわからない。これではまるでFA(フリーエージェント)と同じではないか?

 過去のポスティングシステムでは、入札日が設定され、何球団が応札し、どこが落札したと少なからず報道があった。今回はそんな話は皆無。いつの間にか期限が迫っていて、いつの間にか契約が決まった。しかも複数球団との交渉。これだったら、FAとポスティングに何ら差はない。日本の所属球団に入札額が入るだけの違い。

 FAの価値を下げ、所属球団が儲かる…こんな制度…腑に落ちない。少なくともポスティング(入札)という看板は外したほうがいい。

 マー君には何も罪はない。彼にはピンストライプのユニフォームで、バッタバッタと三振をとる姿を早く見て見せて欲しい。この気持ちは世界共通の意見だろう。先駆者、野茂英雄のように…。
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先駆者、英雄(ヒーロー)

2014-01-22 08:28:04 | 愛しき野球おバカ達
  1995年の今頃、野茂英雄は近鉄を自由契約の身となり渡米の準備を進めていた。メジャーリーグの球団が野茂に興味を示していたからだ。しかし、近鉄はその交渉窓口にはならないと野茂の身分は宙に浮いていた。

 言わずと知れた、日本人メジャーリーガーの先駆者、野茂英雄。今でこそ、日本のプロ野球からメジャーに行くことは珍しいことではないが、その道を切り開いたのは紛れもなく野茂である。

 当時、野茂に接触してきたメジャー関係者が彼に言ったそうだ。「英語はしゃべれるかい?少しくらいは勉強しておいた方がいいぞ」。即座に野茂はこう返した。「僕はアメリカに英語を覚えに行くわけではない。野球をやりに行くんです」。朴訥で一本気な野茂らしい話だ。

 そして、彼はメジャーの舞台に君臨することとなる。トルネード投法からバッタバッタと三振をとりまくり、瞬く間にヒーロー(英雄)となった。当時のドジャースの会長ピーター・オマリーはこう言っている。

 「やたらリップサービスをする選手が多い中、野茂は多くを語らない。野茂の表現方法は言葉ではなく、右腕なのだ。彼はアメリカ人が忘れかけていたタイプのヒーローである」。

 先日、彼の功績は日本野球殿堂入りを受けた。殿堂入りの条件をクリアした初年度での受賞は3人目という。彼は言った。「僕がメジャーに行ってなくても、今のように日本人選手がメジャーに行ってたに違いない」。朴訥で一本気な彼らしいコメントである。
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