徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

性格の良い経営者なんていない。。。ホント?

2017-08-31 08:47:03 | 今日のひとり言・雑談
 先日、経営コンサルタント:竹内謙礼氏のコラムを読んでいた。

 「性格の良い経営者なんていない。」私も経営者の端くれ、このタイトルにグッと惹かれ興味深く読み進めた。 

 竹内謙礼氏とは1年以上前に彼の講演を聞きに行き、共通の知人を介して知り合った。私より若いが人間的にも懐が深く面白みのある方。

 それ以後、彼の文献を数本読ませてもらっている。

 

 さて、「性格の良い経営者なんていない。」のコラム内容はというと…、

 知り合いが事業を始めたり、新しいことを始めるとき、その本人が「性格の悪い人」だったり、「ちょっと生意気な人」だったりしたら、周囲の人間はケチを付けたがるしつけ易い。

 しかしながら、「性格が良い人」には、“傷つけてはいけない”という気持ちが強く働いてしまうのでどうしても否定的な意見は言いづらくなってしまう。

 つまり「性格が良い」人は、人に騙されたり、信じやすかったりするから商売が下手なのではなく、人が良いから、その人の行動を否定する人が周囲にいなくなってしまう。

 結果、ダメなほうにまっしぐらに突き進んでしまって、商売が「下手」なまんまで終わってしまう。

 そんな内容でした。勉強させられる言葉。

 そのコラムの文末にこんな言葉も…、その証拠に、成功している経営者さんはみなさん性格がクソ悪いですよね?(すみません)。

 思わず笑ってしまったが、数秒後我に返って、自分は経営者として性格が良いのか、クソ悪いのかと自問自答…。

 結論…「性格の良い成功する経営者」になりたい、と思う次第でした。


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ショールームでキッチン他の選定

2017-08-29 08:38:14 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 先日、住宅新築のクライアントとショールームで打合せ。キッチン、お風呂、洗面化粧台、トイレの仕様を選定する為である。

 仕上材の選定もそうだが、この住宅設備機器の仕様選定はクライアントに実際見て、触って、体感してもらうことにしてる。

 しかもショールームのアドバイザーから最新機器の使用方法も説明されるのでクライアントとしても好都合。

 

 機器の機能、使い方、デザインを納得した上での機器選定にしたいとの願いが込められている。

 その場で説明されじかに触って選定する為、軽く半日、時には1日掛けての選定。

 この日も開店から打合せをし、終了した頃にはお昼は由に過ぎていた。

 住宅設備機器のメーカーは1社だけではない。昨日クライアントから連絡があり、休日を利用して他メーカーのショールームにも出かけてきたと言う。

 機能、デザイン、使用方法、コスト…、2社比較して悩んでる様子であった。

 悩んだときには第一印象に戻るのが一番と私は思っている。

 第一印象は純粋な気持ちで物事を見て判断している為、正解を導き出していることが多い。これ私の経験談。

 そんなアドバイスをクライアントに送ったが、彼ら回答はいかに…。納得した回答、機器を選んで欲しい。


 ~実際の選定したものと写真は無関係です。~
 

 
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OLAHO現場日記 170822

2017-08-24 08:30:48 | 今日の現場
 クライアントがお盆前に酒田にUターンしてきた。工事もクライアントの様々なチェックを受け引渡しまでフルスロットルである。

 お盆前後にも数回クライアントと打合せし、内装の色彩計画もプレゼンしほぼ決まった。

 予算の都合とクライアント自体がDIY好きな事が相まって、今回内部の壁塗装は9割方クライアント工事。

 

 クライアント工事と本工事の細かい仕分けも、内装計画に併せ決まった。後はやるのみ。

 

 お盆前に定例打合せした名残が残っている現場内では、早速お盆中にクライアントが壁塗装の下地パテ処理を行っていた。

 両親の知り合いである塗装やさんから手ほどきを受けたようだが、これが中々手際がいい。後は上塗りを残すのみ。

 

 さて、本工事は厨房の壁タイルが張られ、カウンター設置が現場で始まった。

 カウンターはクライアントに見てもらい少々手直しが入ったが、家具屋さんも納得してくれて手直し作業に取り掛かる。

 完成したら数十年はこの店舗で営業するだろう。悔いが残ってはその数十年その気持ちを抱いたまま営業をすることになる。

 手直しは今頑張れば何とかなるが、食いを残したら一生の心の傷となる…。そんなことを言いながら、諭しながら、施工者、家具屋さんと緊急打合せ。

 納得したいい店舗にしたい…。クライアントと私の気持ちは一緒である。
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人々を元気にする言葉

2017-08-22 08:49:12 | 今日のひとり言・雑談
 先日久しぶりに「酒田モシエノ大学」を聴講してきた。講師は酒田市内でファミリーカイロプラクティックを経営する小野弘志氏。

 

 彼は私の高校野球部の後輩でもある。20代から知ってる彼。普段から仲良くしている彼の生き様を再認識する。

 彼は上記の肩書きの傍ら、人々を元気にする言葉~ペップトーク~を学んでいて、日本ペップトーク協会認定講師でもある。

 私はカイロのよりもペップトークの方に多大なる興味を持っているのだ。

 数回、彼のペップトークを聞く機会があったが、なるほどと思わせる内容がふんだんにありいつも非常に参考になる。

 

 建築設計において、今は図面だけではなく模型やCGでクライアントにプレゼンを行うのが主流。

 模型やCGが絶大なプレゼンツールであることは間違いのない事実。

 しかし最後は自分の口で説明をしクライアントに気に入ってもらえるか否か。そうなると話術も必要。そういう意味ではペップトークが必要なのだ。

 彼の講演(ペップトーク)を今夏に聞く機会があったが、そのときのキーワードの中に「ワクワク」というフレーズがあった。

 クライアントにワクワクしてもらう為には、提案者である自分もワクワクする提案内容でなければいけない。

 彼の話の中からはいつもワクワク感と元気を貰う。

 私もクライアントに対してワクワク感と元気を与えてあげたい。そうつくづく思った講師:小野弘志後輩の酒田モシエノ大学であった。

 
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OLAHO現場日記 170801

2017-08-08 08:13:44 | 今日の現場
 8月に入り外部足場が全て解体され正面外観もあらわになった「OLAHO改修工事」。

 

 内部造作工事はメインとなるカウンターの設置を待ってる状態。設置の準備は整いつつある。

 

 この日は厨房内にダムウェーターが設置された。

 このダムウェーター設計期間中に設置するか否かでクライアントは悩んだ。お金は掛けれないし、無ければ困るし…。

 

 当初は奥様が頑張って2階まで料理を持って階段で運ぶと言っていたが、クライアントのお父さんからの一言で設置することが決定。

 「頑張って運べるのは若いうちだけだ。もう10年も経つと上の階に運ぶのが容易じゃなくなる。」

 この言葉で設置が決定し、ダムウェーター有りのプランに変更した。

 私も「付けた方がいい。付けてお金が掛かるのは一時の決断、付けなかった後悔は一生だよ。」とアドバイス。

 もうすぐお盆が来る。お盆と同時にクライアントが開店準備で酒田にUターンしてくる。

 地元にUターンし、根を張り、故郷に錦を飾るのではなく、故郷で錦を織って欲しい。

 もうすぐクライアントの笑顔が見れる、楽しみだ…。

 
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