お宝的な東京土産

　ゴールデンウィークに突入した4月30日、一通のメールが届いた。懐かしい方からだった。東京時代にお世話になった防水メーカーの担当者であるW氏。

　W氏の所属する防水メーカーは、設計事務所を集めて野球大会を主催していた。その名も「三星野球大会」。私も入社1年目から退社するまで丸11年出場させてもらった。

　W氏と最初に出会ったのは、その野球大会のキャプテン会議だったと記憶している。我がチームの監督兼選手の上司に連れられてその会議に参加した。W氏とは歳も1歳違いで直ぐに意気投合したものだった。

　そのW氏からのメールにはこう綴ってあった。「仕事で5月8日に酒田に寄ります。久しぶりにお会いしましょう」。

　7、8年ぶりぐらいの再会に、盃をともにし、昔話に花を咲かせる。その昔話に無くてはならないのが、「三星野球大会」の話題である。W氏は手土産に、3年前から製作しているその野球大会の記録集を持ってきてくれた。

　

　そこには歳をとった懐かしい面々の写真を眺める私とW氏。圧巻は我がチームの監督兼選手であった上司が語った、大会物語が記載されているではないか。しかも、上司の記事のタイトルを見て大笑い。「伝説（レジェンド）が語る三星の32年　～紆余曲折の大会物語～」。2人でウケた。

　

　その記事の懐かしい写真には、若かりし日の私の姿も。中々のイケメンではないか！？苦笑。

　

　

　7、8年ぶりの楽しい再会の夜は、「伝説（レジェンド）」と共にふけて行った。