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徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

無敵艦隊、母国…そして伊達男も危ない…

2014-06-23 09:02:09 | 今日のひとり言・雑談
 2008年欧州選手権、2010年W杯、2012年欧州選手権を制覇してきた「無敵艦隊」スペインに王者の風格は無かった。ショートパスを主体として「ティキタカ」と呼ばれる攻撃的なサッカーで覇権を総ざらいしてきた。日本がお手本にしてきたティキタカはもろくも崩れ去った。

 

 メンバーの世代交代が上手くいかず、年齢的な衰えを苦言している人もいた。34歳のシャビは運動量が落ち、チリ戦は出番が無かった。33歳のGKカシージャスは所属するレアル・マドリードでは控えに甘んじ、オランダ戦、チリ戦でもクリアミスから失点を与えてしまっている。

 それと同時に、「W杯で勝つためのハングリー精神を保つことができなかった」。と主軸のシャビ・アロンソは言っている。確かにビッグタイトルを獲得し続けて、モチベーションを維持することが難しくなっていたのか…。

 その2日後には、サッカーの母国イングランドも予選敗退が決定。エース・ルーニーは、自分が代表に選ばれるようになって今回が最高のチームだと公言していた。19歳のスターリングを始めとする若い粋のいい選手の台頭が目立っただけに残念な結果である。

 

 母国の敗退の裏にはコスタリカの奮闘があった。死のグループといわれたD組には、他にイタリア(世界ランキング9位)、ウルグアイ(同7位)、イングランド(10位)。その中でウルグアイ、イタリアを撃破したコスタリカは世界ランキング28位と格下である。しかし、2戦の試合内容は、まったく他のライバルに引けを取らず、勝者にふさわしい戦いぶり。スキが無かった。

 

 そのコスタリカに苦杯を舐めさせられたイタリア、ウルグアイも、グループリーグ最終戦の直接対決で勝った方が決勝トーナメントに進み、どちらかが敗退となる。まさに死のグループとなったわけである。

 

 6月3日の強化試合では、日本はコスタリカに3-1で勝っている。コスタリカにできて日本にできない訳がない。6月24日に奇跡を起こし、日本が決勝トーナメントに出場すれば、1回戦でグループDの1位つまりコスタリカと戦う可能性があるのだ。まさに6月24日クイアバの奇跡を待っている。
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