「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

恥ずかしぃなぁ~

2007-05-27 22:51:00 | クライミング
昨日はスポーツ報知新聞の取材で、みなさまを巻き込んでのホシダでの撮影が行われた。この記事は6月6日水曜日に掲載してくださるそうだ(多分関西版かも知れないが、興味をお持ちの方はご覧下さい)。以前にも帰り支度をしているところへ、偶然来られたテレビの撮影で「登っているところを撮らせて下さい」と突然言われて、テレビにクライミングをしているところが少しだけ写ったことはあったが、今回のような大掛かりなものは初めてのことだった。
最初ピトン小屋のKさんからお話があったときは、半信半疑で簡単なものだと思い「いいですよ!」と軽く請け負ったが、ほんとうに私で良かったのだろうかと思うほど大事だった。このブログやHPでかなり自分をさらけ出しているので、今更だとも思うのだが…。
だいたいホシダでは、おじさんはたまに歳をとってからやろうという人もいるが、私位の歳のおばさんがやり始めるのは少ないようだ。この新聞記事で、クライミングをやるおばさんが少しは増えるかな…。
平日のホシダで自発的にフリークライミングを始めたのも、50歳になる年だった。そういえば車の免許を取ったのもそのころだった。あと十年、60歳まで車に乗れれば元が取れるだろうと、気持ちを奮い立たせて教習所に行ったのを思い出す。今では、車のない生活は考えられない。歳とともに「疲れた!」を連発しながら、こんなアクティブで過激な生活をするようになるとは、運動とは無縁だった若い頃の私には想像も出来なかったことだ。

今日は、蝙蝠谷へ久しぶりに行って来た。今年に入って2回目だった。昨日の蝙蝠谷はかなり混んでいたようだが今日は私たちの他はもう1組だけだった。もちろん、復活にはヌンチャクは掛っていない。復活は目一杯のグレードなので久しぶりに行くと厳しいし恐い。いくら取り付いても、もしかしたらRP出来ないのではと思ってしまう。
昨日の疲れが出ていたのか気持ちはかなり引いていたが、マスターで登ってみようという気持ちになった。ハング下までヌンチャクは掛けられたが、ハングに取り付く勇気は湧かなかった。2回目もハング上のホールドを持って恐怖で体が固まり何度か落ちた。とうとう勇気がわかず下りて来てしまった。ほうんとうにまだまだだなぁ~。

誰かが、「フリークライミングは、諦めないことだ」といっていた。私もそう思う。しかし私は根性が足らないのか、そのルート一筋になかなかなれず、他のことに逃げてしまう。苦しくて、恐くて、辛いの連続に耐えられなくなるときがある。そんなときには、綺麗な風景や可愛いお花に慰めてもらいたくなる。それも、しょうがないかな~。「高所恐怖症やったのに、ここまでよう頑張ったやん」と、たまには自分で自分を甘やかしても良いだろうと思ったりもする。その自分への甘やかしに、継続への道があるように思う。「そんなことだから、なかなか上達しないんだよ」という陰の声が聞こえるが無視することにする。取り敢えずは、上手くなることよりも継続することに主眼を置くことにしよう。

土曜日ホシダでクライミング中の皆様
クライミング中大変ご迷惑をおかけ致しました。また色々お世話をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。ありがとうございました。


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2 コメント

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Unknown (iku)
2007-05-29 07:54:52
軽い気持ちで引き受けましたが、あんなに大層だとは思いませんでした。しかし、いい思い出になりました。
ariさんもクライミング継続されていますか? 
これからも、無理せず、楽しく、出来るだけ続けて行けたらいいなぁ~、と思っています。
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Unknown (ari)
2007-05-28 20:07:58
新聞ですか おめでとうございます.いくさんが新聞に載るとは本当に嬉しいです。でも千葉では読めないのでしょう。残念です。
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