「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

漱石を捩って「私の夢十話」その1

2017-07-01 09:06:00 | 雑感
今朝方、夢を見た。

寝相の良い私が、生まれて初めてベットからころげ落ちて肘を思い切り打ちつけてしまった。
あまりの痛さに、そのときは骨折かなと思ったほどだった。
今は痛みも薄れて日常で何の不自由もないのだが、肘は皮がめくれて擦りむき、少し腫れている。

ベッドから転げ落ちたのには、そのとき見ていた夢に原因があった。
とても長い夢だった(ような気がする)。

夢というのは独特のストーリーがあったりするが、大抵は起きたときには忘れてしまっている。
なのに少しは覚えているのは、痛い目にあったからなのか。

そのときも、いろんな人物が登場していろんな情景が展開していった。
主人公はもちろん私。

はっきりとは覚えていない部分もあるが、記憶を辿るとまず私は昔から(通学などで)自宅に帰るときに利用していた電車に乗っていた。それが、降りる駅に着いたと思ってあわてて飛び降りたら途中の某駅(その電車の途中の駅でちゃんと存在する駅)だった。
最初はそこはどこか分からないほど現実離れした風景だったが、なぜか駅名はちゃんと理解していた。
駅ではいろんな人が関わり、子どもがたくさん遊んでいて、自動車も走っていたりと一見ふだんの街の風景だったが、なぜかクラッシックな雰囲気が漂っていた。
男の子は下着のランニングにスボンという格好で走る車の型も古かったような…

しばらく私は茫然自失でその風景を眺めていたが、周りに溶け込もうと人に話しかけたり、周りの風景や子どもが走り回るのを眺めていたり何か係わろうとしていたような?。
そこへ突然、例のクラッシックな格好の男の子が数人駆け寄ってきた。
先頭の子が掌に何か乗せて私に向かってきた。
気がついたら、それは小さな黄色の蛇だった。
蛇はじっとしていて、三重に折れておとなしく掌に乗っていた。
そのうちに、その蛇がクローズアップされて私に向かってくる。
急に私は怖くなり、急いでその場から逃げ出した。

その瞬間にベッドから落ちて、床の上で呻いていた。
しばらく何が何やら分からず動けなかった。

落ち着いて、やっと夢を見てベッドから転げ落ちていたことに気がついた。

いったい、この夢は何を暗示しているのか…
しばらく、考えてしまった。