一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

7月のジョナ研(前編)

2013-07-28 11:48:37 | ジョナ研
12日(金)は、東京・駒込にてジョナ研があった。
きょう(12日)は、昼にLPSA芝浦サロンがあったので、同席していたR氏、Tod氏といっしょに、JRで駒込に向かう。車中、
「やっぱりLPSAサロンはおもしろいね」
とR氏がいう。
確かにそうで、R氏、Tod氏、私がいたきょうのサロンは、駒込サロンの雰囲気もあり、とても楽しかった。ただ、きょうR氏は指導対局一局以外に、女子との練習将棋一局しか指していない。
きょうはかなり生徒も来ており、彼らと対局を組める余裕もあったはずだ。それをしなかったのは、サロン側の不手際ともいえる。
これがもし駒込サロンだったら、手合い係の植山悦行七段が「じゃあRさん、○○さんと指してください」と、すぐに手合いを付けたはずだ。
別に芝浦サロンの手合い係がどうとはいわないが、植山七段は名手合い係だったとつくづく思う。

駒込ジョナサンには、午後6時57分に入った。先客はいつものようにHon氏。その1分後、Kun氏も現れた。Kun氏、「きょうは早めに来たのに、もう4人もいる」という顔である。
確かに7時前に5人も集まるとは異例だ。みんな、忙しいのかヒマなのか分からない。
みんな食事を頼むが、私は決まらない。ウエイトレスさんが来たので一度は頼みかけたが、土壇場になって考え直す。ジョナサンでは結構、メニュー選びに長考するのである。
7時10分、Kaz氏も現れた。Kaz氏はすぐに料理を頼んだが、私はまだだ。結局、キャンペーンメニューを頼んだ。
まずはみんなで雑談。3人が芝浦サロンの帰りなので、その話が中心になる。
ウエイトレスさんが料理を運んできた。彼女が比企理恵に似ているといったのはKaz氏だったか。彼女の名前はSatomiさんだと思ったが、Hondaといった。私が勘違いしていたようだ。
7時30分、Fuj氏が来た。きょうはこの7人で進行する。では、席の配置を記しておこう。

      壁
     R Hon Tod

  Fuj Kaz 一公 Kun

しばらくして、Tod氏が布将棋盤を出した。まだ7時台で、ちょっと性急の気もするが、制止するわけにはいかない。向かいのKun氏と将棋を指し始めた。早くも将棋バカ全開である。
8時すぎ、頃はよしと、R氏に島井咲緒里女流二段との指導対局を見せてもらう。手合いは、前回の大庭美夏女流1級のときと同じ「銀落ち」である。
R氏の将棋は分かりやすい。序盤は完璧なのに中盤でやや怪しい手を指し、終盤はそのまま崩れていく、というパターンだ。
本局もそうで、序盤はうまく指しているのに、中盤、島井女流二段の妖しい手に誤魔化されてしまった。
いつものパターンに終わり、残念。本人はもちろん是正するつもりなのだが、序・中・終盤が完璧になってしまったら、それはR氏の将棋ではない。R氏はいまのままがいいのである。
Kun-Tod戦は相矢倉の熱戦だったが、Kun氏の勝ち。ふたりの棋力を考えれば当然の結果だが、内容はけっこう競っていて、Tod氏が有利になる順もあった。Tod氏は読みにムラがありすぎる。プロの実戦譜をひたすら並べるのがいいと思う。
8時半すぎ、Fuj氏がメモを取り出した。そこには清水市代女流六段VS渡辺弥生女流1級の棋譜(女流王座戦)が書かれていた。Fuj氏はスマホを持っていないから、棋譜をメモしてきたのだ。それをここで並べようというわけだ。
あまり知られていないが、私たちは清水将棋のファンなのである。ただそれにしても、ここで清水女流六段の将棋を並べるかなァ、という感じではある。
この将棋、中盤以降の渡辺女流1級の指し手が絶品だった。清水女流六段も▲9三銀、といういかにもな手を指し、並べているFuj氏は嬉々としている。これ、将棋を知らない人が見たら、かなり不気味に映るだろう。
私のほうは、私がきょうの島井戦を並べた。あまり自分の将棋は見せたくないのだが、これは私の快勝局?なので、まあいいだろう。
島井女流二段と私の指し手に、Kun氏とTod氏が歓声を上げる。私は時折手を止めて、次の一手を当ててもらう。なかなか楽しかった。
9時23分、Hon氏とTod氏が対局を始める。その3分後、Kun-Kaz戦も始まった。Hon-Tod戦は、Fuj氏が席を立ち、私の脇でTod氏につきっきりでアドバイスをしている。
さっきもKun氏が席を立ち、清水-渡辺戦を覗き込んでいたが、ここはどこなのか分からなくなる。
私がドリンクバーに行き戻ってくると、私の席にFuj氏が座っていた。
(つづく)
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3 コメント

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プロ棋士の棋譜を並べる (湘南の古田敦也)
2013-08-06 20:57:50
お疲れ様です
コメントが大変遅れました
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続き (湘南の古田敦也)
2013-08-06 21:04:31
スミマセン携帯からのコメントです
すべって操作ミスで送ってしまいました
将棋の上達方法は色々とあると思いますがプロ棋士の棋譜を並べるのも、とても良い事だと思います。
これから日本経済新聞に掲載中の王座戦の河口俊彦氏の観戦記の森内名人対木村一基八段戦の相矢倉戦を並べてみようかと考えております。
今、自分の中では矢倉が研究課題というかテーマになっております。
返信する
勉強法 (一公)
2013-08-07 00:06:56
>湘南の古田敦也さん
プロ棋士の実戦譜を並べるのはとてもよいことです。
その際、指了図からの次の一手を考えるのがいいようです。
私も矢倉を勉強しようと思います。お互い頑張りましょう。
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